x3変態長のブログ『まえのめりでいこう』

あまり深く考えず思ったことを口にしてしまうタイプです

気になったことは調べよう!的な自前ホイール重量測定の巻

2018-04-15 19:15:45 | ロード・機材

こんばんはx3です

 

ふくらはぎの肉離れで未だにランニングが再開できておりません・・・

ラジオ体操でする軽いジャンプくらいなら「ちょっと気になる」程度にはなりました

来週から少しずつ走れるかな~なんて思っています

 

さて休みの間に何にもしないわけにもいかないので前から気になってた事に着手します

表題のホイール重量測定です

我が家には3台のロードバイクがあり、それぞれにホイールがあります

 

夢加ちゃん → フルクラム・レーシングゼロ

ウィリエール・エスケープ → フルクラム・レーシング3

不明・赤白ロード → プログレス・手組みホイール

 

気になっていたこととは重量よりもレーシング3と手組みホイールの性能差

手組みホイールからレーシング3に替えた時に体感できるほどの大きな変化はありませんでした

要するに性能差が少ないと言えます

むしろ手組みホイールの方が自分には合ってる気がしていました

それが何によるものなのか分からないので、とりあえず重量測定をしてみました

 

まずはプログレス・手組みホイール フロント

 

32Hのタンジェント組み

フロントでもラジアルではない潔さ!

まぁ~シマノハブがラジアル組みをしちゃいけないことになってるから・・・

重量はリムフラップ込みです

ホイールとして使用するには必ず必要な部品は取り付けた状態で測定します

重量差のあるクイックはホイール単体の性能として関係ないので測定しません

このホイールを入手した時のハブは6600系のハブでした

『夢加ちゃん』用に落札した7800コンポーネントに含まれていたので入れ替えました

私にしては珍しくまだ分解していませんがグリスは効いています

スポークはスタンダードなDTチャンピオン

リムは手組みスタンダードのGP4でないところがこだわりのようです

リムハイトはかなり低めの20.5mm

完組みホイールで言えばニュートロンのリアくらいの高さです

カタログスペックでは415gのリムです

 

次にフルクラム・レーシング3 フロント

 

手持ちのレーシング3は初期型なのでスポークのエアロ具合が現行よりも派手です

リムフラップが要らない構造で重量面で優位になっています

リムハイトは26mmで軽量化のため切削している部分があり そこは24mmです

問題の重量ですが思っていたほどの差がありません

強度上絶対に出来ないことと前置きして・・・

手組みホイールのスポーク本数をレーシング3と同じにして計算してみます

レーシング3が16本で手組みが32本なので16本分の重量を引きます

スポーク重量(カタログスペック)5.6g/本 × 16本 = 89.6g

766 - 89.6 =676.4g

手組みホイールの方が軽い計算になります

この事から完組みホイールは剛性を上げるために各部品の重量は重くなっていると考えられます

このせいでリアはとんでもない結果になります

 

さて一応これも測定しました

フルクラム・レーシングゼロ フロント

 

スポーク形状が好きなので初期型です

「そりゃそうだ」的に手持ちのホイールでは1番軽いです

リムハイトはレーシング3と同じ26mmで切削部分は23.7mm

切削の仕方にも違いがあるため重量差があるかもしれません

スポークはレーシング3とは素材が違い、アルミで軽量なものになっています

でも逆に言うと これだけしてもレーシング3との差は50gくらい

レーシング3もゼロも初期型なので年式に差はほぼ無いと思います

この事からホイールの軽量化にはとてもお金が掛かることは分かります

 

さて続いてリアホイールです

プログレス・手組みホイール リア

 

外す工具が無いのでスプロケットは付いたままです

カタログスペックでスプロケットの重量を引いた重量は914gです

前後の重量差が3本の中では1番小さいです

前後合計重量は1680gになります

 

次にフルクラム・レーシング3 リア

 

スプロケットを外した重量は940gです

因みに付いてるスプロケットが違うので差し引く重量が違います

ここで大変なことに気付くのですが 後で触れます

前後合計重量は1659gです

 

さて最後はフルクラム・レーシングゼロ リア

 

スプロケット重量を省いた重量は828gです

ぶっちぎりで軽い!

レーシング3より100g以上軽い!

この事からリアホイールの軽さが乗車時に分かる軽さかな~と思います

前後の総重量は1490gです

 

 

さて・・・

先ほどレーシング3の時に触れた気付いた大変なことですが

 

リアの重量はレーシング3より手組みホイールの方が軽いのです

 

しかしこれはある程度想定していたことでした

っというのも登りに関しては手組みホイールの方が走る感じがしていたからです

剛性面に関しては絶対にレーシング3の方が高いのは分かっています

ホイールを手で押さえてリムを横から押すと たわむ量が明らかに違います

では何故手組みホイールの方が登れるイメージがあるのか・・・

 

おそらく自転車の乗り方によるものだと思います

 

私は体格的にもパワーでグイグイいくタイプではありません

軽いギアでクルクル回すタイプなので剛性よりも外周が軽い方が合っているんです

リム単体ではおそらく手組みホイールの方が軽いと思います

 

完組みホイールを分解してリム重量を晒している某ラボでの重量対比をしてみました

カタログスペックとはいえ415gはレーシングゼロ並です

 

C社の作る完組みホイールのリムは振れないと言われています

そのC社はG3スポークレイアウトで有名です

あのスポークレイアウトでホイールを作るには相当な剛性が必要でしょうね

唯一その組み方で組んでいないニュートロンはリムハイトが低く軽量リムです

でもG3では無いそのホイールは恐ろしく地味です

ステッカー剥がしたら とてもC社の物とは思えません

しかし用途に合わせるという観点ではそういったホイールも作っているのです

 

ではなぜF社にそれは無いんでしょうか?

大体同じようなホイールを出してるんですけどね~

シロッコとレーシングクワトロとか

ユーラスと今は無くなったレーシング1とか

ある程度以上のグレードはカップアンドコーン方式だとか

 

私が思うにあまり日の目を見ないこのニュートロンの需要をさらに減らす事を避けたのではと思っています

ロングセラー商品でありながら実物を私は見たことがありません

ゾンダとユーラスの間の価格帯でありながらそれより高価なシャマルの方が見る機会は多いです

廃盤になるのではとすら思っています

しかし無くならないのには何か理由があるんでしょうね

私には分からないことです

販売戦略的なことなど私には分からないことです・・・

 

おや?

こんな時間に誰か来たようだ・・・

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