こんばんはx3です
今回はブレーキキャリパーです
前回と いささか文章が かぶっている所もありますが そのまま行きます
現在取り付けているブレーキキャリパーは AVIDのBB7(旧型)です
巷では「BB7は効くけど重い」という事になっているので 量った事はありませんが 多分重いのでしょう
でもワイヤー引きの整備性メリットを考えると 私はBB7を使います
しかし軽量化を進めている以上 『重い』と言われている物を 放置するわけにもいきません
そこでBB7の軽量化モデル『BB7S』に変更することにしました
見た目は現行のBB7とあまり変わりません
カタログでは現行BB7の重量がローター込みなので BB7Sとの重量比較ができません
現行のBB7と比べてどれくらい軽いのか 分からないのです
BB7Sはカタログスペック197gですが 実測値とはかなり違います
パッド無し キャリパーマウント無しの重量ですが カタログとずいぶん差がありますね
これを 更に軽量化します
まぁ~ することは決まってますけどね
ボルトのチタン化です!
交換するボルトを取り外して量ってみました
18gでした
ボルトに緩み止め処理がしてあります
この緩み止め処理がしてあるボルトは 分割するキャリパー本体を固定するものです
本来 取り外すものではありません
緩み止め処理として ねじロック剤を使用します
低強度タイプにしたのは チタンボルトが繰り返し負荷で折れる可能性を考慮しものです
折れた時にボルトが緩まないとキャリパーは終わりです
そのため緩みにくくても外れるようにするためです
ブレーキをかける度にキャリパー本体が広がる方向に負荷がかかります
この負荷がかかると ボルトには両端を持って曲げるような負荷がかかります
これを繰り返すことで 内部疲労により破断することがあります
チタンはクロモリに比べて 剛性も強度も低いです
単純な言い方ではクロモリより弱いボルトだと言えます
ただ『錆びない』『軽い』というメリットもありますけどね
ボルトを交換します
7g軽量化しました
ボルトの色が変わっただけでニヤケが止まりません
さて軽くなったところで 今取り付けているキャリパーを取り外して重量比較してみます
って うおぉぉぉぉ~~~いっっっ!!!
6gも軽いじゃないかぁ~!!!
旧型の方が軽いって どゆこと?
チタンボルトまで組み込んだのに・・・
あくまで私の考察ですが キャリパー上部に窓を付けたせいで 剛性が落ちるので 肉厚を上げたのではないかと思っています
窓はローターがパッドの どの位置にあるかを確認するには とても便利です
パッドの摩耗を確認するうえでも 窓がある方が良いのかなぁ~
私はパッドの摩耗確認は キャリパー前部からローターとの隙間を見ることで確認するので 窓は必要ありません
メンテナンス性を上げるためのモデルチェンジなんですかね?
因みに旧型のキャリパー本体の固定ボルトは交換できません
特殊なトルクスネジです
緩められればボルトは交換できますが やめました
わざわざ このボルトを使ってるって事は 緩めてほしくないからだろうと 思ったからです
開発者の意図を尊重することにしました
かといって このまま使うのも面白くありません
少ないですが 交換できるところは 交換します
ワイヤー固定ボルトとテンションボルトを交換します
2g軽量化しました・・・
BB7Sを取り付けないので 片方に既に取り付けてある『オーガニック/アルミ』による軽量化は行われていないことになります
部品が来るまでは 現在取り付けてあるパッドで行きます
キャリパーで結構軽量化できると思っていたので 残念ですが 仕方ありません
ちょっとずつ でも重量を削るのだ!
コメントありがとうございます。
ドリリングは手間のわりに効果が薄い・・・
しかも剛性が下がるし・・・
まぁ~メンドクサイだけですが(笑)
から
ドリリングです!
の流れを何故か期待してしまったのですが…