こんばんはx3です
今回の軽量化部位は『クランク』です
現在 付いているクランクが 『FC-M760』 で XTグレードです
9速時代でホローテックⅡ初期型です
これより軽くとなれば やはりXTRグレードになるでしょう
8速のシフター 一体型ブレーキレバーは替える気がないので8速か9速のクランクになります
現時点で9速用のチェーンを使用しています
これは最初に組付けたクランクが9速用の『FC-M751』 だったため9速用のチェーンを使ったのでした
9速用のチェーンに8速用のスプロケットは使用上 何の問題もありませんでした
9速用のクランクに8速用のチェーンではミドルやインナーでチェーンリングを擦る可能性があります
8速用のクランクに9速用のチェーンではチェーンリングの隙間にチェーンが嵌まる可能性があります
以上のことにより クランクは9速用のXTRグレードという事になりました
あとは『FC-M960』か『FC-M970』のどちらかになります
『FC-M960』の 全てのチェーンリングを別々にクランクに固定する形が好きではありません
ミドルギアが専用品なのです
またこれか シマノの奴めぇ~
って ことで『FC-M970』に決定です
当然のごとく廃番商品ですので注文はできません
程度の良い中古品が出るのをひたすら待ちます
3ケ月位したころにお目当てのものが出品されましたが 思っていたよりも高額でした
ほとんど使われていないようなので 仕方ないかなぁ~
入札したのですが横槍が入ります
『FC-M970』という このクランク現在でもそれなりの金額で取引されてます
エルスワースに使っているXTグレードの『FC-M770』はそれほどでもないのに・・・
これがXTRとXTの間にある壁なんでしょうか?
これを逃すと いつ同じような程度の物と出会えるか分かりません
予算内ぎりぎりで入札して 何とかゲットできました
金額を入力して『この金額で 入札する』のボタンをクリックするときの葛藤は忘れることができません(笑)
やってきたクランクは とても良い物でした
アームの『XTR』のアルマイトのロゴに かすれは全くありません
いきなり重量比較!
BBとセットで854g から 776gになり78g軽量化しました
参考までにBBはクランクとセットでした
なぜBBはXTRの方が重いのか分かりません
グリスの量だけでも1g位は変わりそうですから何とも言えません
手元に来て分かったことですが このクランク他のシマノ製ホローテックⅡクランクと明らかに違う点があります
それはBBの玉当たり調整の機構です
他のクランクは左クランクの軸の部分にフィキシングボルトが付いており これで玉当たりを調整します
機構としてはフォークの玉当たり調整と同じ要領です
まずは『FC-M760』の機構から見てみましょう
黒い樹脂のパーツがフィキシングボルトでヘッドキャップの役割をしています
ヘッドパーツはBBでステムはクランクアームのイメージです
BB内輪とクランクアームのシャフトが嵌まる部分の出っ張りが当たることでBB外輪とクランクアームに隙間を作ります
樹脂のフィキシングボルトで玉当たり調整をしたらクランクアームのボルトを締めて固定します
『FC-M970』では玉当たり調整は全く違う方法です
このようにクランクアームの内側にフィキシングボルトの役割をするパーツが付いています
ボルトを緩めてこのパーツを回すとBBに寄ったり離れたりします
スレッドのヘッドセットのイメージです
しかしこれはあくまで玉当たり調整用の機構でクランクアームを固定しているわけではありません
クランクアームの固定はもっと面倒なんです
意味わかりません!!!
当然のように『プログレス』に持ち込みです
しかも このクランクを取り付ける際に専用工具が必要なのです
図の 『TLーFC17』 と 『TLーFC35』 がその専用工具です
『TLーFC17』は無くてもいいのですが『TLーFC35』は必要です
クランクアームカップを回すための工具です
このように4ヶ所に溝があり 突起の合わせてから回すのです
このクランクを入札した理由としてBBと専用工具がセットになっていたからです
程度が私の思っている水準に無いクランクを見ていた時に専用工具が必要なことがわかりました
取り付けを依頼するにも専用工具が必要だと考えたのです
このせいで また使用頻度の低い工具が増えてしまった・・・
ちなみに この機構ですが現在では採用されていません
それどころか この機構が採用されているシマノのクランクは2点だけです
『FC-M970』 即ち このクランク
あとは 日本未発売の『FC-7800-C』しかありません
やっぱりメンテがめんどくさかったんでしょうか?
私は感じませんが Qファクターが広くなるんでしょうか?
部品加工の手間がかかるのを嫌ったのでしょうか?
自分が取り付けた部品が また珍しいものになってしまったことだけは間違いありません
おかげさまで リペアパーツの確保にお金が必要です・・・(泣)
またこれか シマノの奴めぇ~
「TLーFC35」はカニ目では代用できないのですかね?
コメントありがとうございます。
私が持っているものは特に偏ってる気がします。
・ロードのカーボンホイール
・10速専用フリー
・今回のクランク
・MTBのデュアルコントロールレバー
・ローノーマルのRD
やれやれです・・・
『TL-FC35』は下側のネジにも意味があるんです。
クランクアームカップを取り外した隙間に このネジを締めこんでいきます。
『TL-FC35』を手で持って中央の穴から6角レンチを入れてフィキシングボルトを緩めるとクランクアームがBBから外れます。
取り外しには絶対必要なのです。
やれやれです・・・
まあ、私が手にすることは無いので良いか!(笑)
それだけ「シマノポッと出し独自規格」をお持ちとは
敬虔なシマノ信者ではないですか。
私もネットに転がってた記事を見て文章書いてるのでよくわかってません(苦笑)
まあ、プログレスにお願いするから良いか!(笑)
「シマノ ポッと出し独自規格』!!!
忘れてましたがフロントサスのスルーアクスルのクイックもでした・・・
シマノ信者ではないんですが、安いですからねぇ~(笑)