こんばんはx3です
本題に入る前にお詫びを一つ
今年のグルメライドはDNSしました
前日より雨が降っておりモチベーションは全く上がっていませんでした
就寝前には雨は上がっていましたが もはや行く気はありませんでした
起床してみると路面は乾いておりその後もほぼ雨は降りませんでした
若干の後悔はありましたが自分で決めたことですので諦めにも似た気持ちで納得しております
正直宿題の残っていないこのイベントを重要視していないのも事実
この時期に興味のあるイベントが他にもある以上来年参加するかはかなり微妙です
1年ありますので ちょっと考えたいと思います
さてここから本題
今年のお盆は親戚宅から従兄弟夫妻の車に乗せてもらっての大山登山です
朝の8時に出発するということで前日入りも考えましたが私用でそれは適わず
当日深夜に出発し8時までに親戚宅に到着しそのまま大山に出発となりました
あまり早くに到着したら寝てるかもしれないので少しだけ余裕を持って1時出発
中間点手前のコンビニで休憩後出発した時に気になるものを発見
暗くて分かりにくいですが うどん・そばの自販機
まだあるんですね~
試してみたかったんですが うどん・そば共に売り切れ
諦めて進みます
ほどなく夜明けを迎えます
夜明け前のこのグラデーションが良いですね
朝7時に到着し着替えて朝食を摂って8時過ぎに大山に向けて出発です
途中で道間違いもあり暑い時間の11時30分になって夏山登山口より登山開始です
登山開始より遥か先まで階段階段また階段
聞けば山頂までずっと階段なんだそうな・・・
休憩中に足の細長いクモ(?)発見
ズームしすぎで画像が荒いな・・・
『ダマグモキャノン』思い出しました
さて今更ですが今回の登山は自分にちょっとした試練を与えてみました
サンダルで登山です
昨年のお盆の宴会の際に大山は普通の靴で登れるといった話になりました
「だったらサンダルでも登れる?」
「いけるんじゃない」
って事になった
ホントかどうか確かめてみることにした
どんな山か分からないのにサンダルで登るのは結構冒険です
一度登ってからサンダルでトライすることも考えました
でも初めての時にするのと一度知ってからするのでは難易度が違います
私だったらやはり難易度の高い方を選びますね
って事でサンダルでの登山です
因みにこのサンダルは麓の『モンベル大山店』にて現地調達
三合目辺りで私の背負っていたベスト型リュックと同じモデルの同じカラーの方がいた
お互いに気が付いて指で差し合って「これ良いよね」と言ってすれ違った
明らかに私より年上だと思いますが ついタメ口・・・
格好から見てもトレイルランナーが練習しているようだった
登っている途中に気になる植物に出会う
四合目を過ぎた所にアジサイ?
湿度の多い時期に花が咲くイメージを持っていたので かなり新鮮でした
分岐に着きました
帰りはここを行者登山口方面に下ります
分岐から更に登り六合目で時間的な制約に突き当たります
時刻は14時で登り始めて3時間30分経っています
このままのペースでは下る途中で完全に闇の中
「時間的にここまでだな」
と判断し下山しようと提案するが従兄弟夫妻は違う提案をしてきた
「自分たちの脚で来たなら頂上を目指すべき」
自分たちの脚というのは親戚宅まで自走で来た事を指しているのだと思う
私と息子の二人で山頂を目指すよう言ってきた
確かに私達だけなら不測の事態でも起きない限り下りで追い付く事は可能だと思えた
お互い無理をしないようにと言って一旦別れた
六合目を過ぎてから傾斜は急になっていく
階段の無いところはトレイルランニングさながらに走る
少し開けた所で登ってきたルートを振り返る
ずいぶん来たな
山頂に近いこともあり大山の雄大な稜線が目線の高さに近付いてきた
標高は1200mを越たが花がいくつも咲いている
視界が大きく開けルートも様変わりする
この橋がなければまだまだ大変なルートだっただろうなと思う
日本海側を見ても遮蔽するものは何もありません
そして14時50分山頂到着
本来は山頂の石碑があるところまで行きたいのだが通行止めになっていた
山頂ではなにやら工事中
残っていたパンをお腹に放り込み山頂の周回路を巡りました
周回路を巡り下山準備のため荷物を整理をする
橋を下っている所で途中出会った同じリュックを背負っていた人が登ってきた
私は指を2本立てて「二本目?」と聞いた
その方は無言で しかし疲労の中にも達成感をまとった笑顔で指を3本立てた
「3本目?まじか!すげぇ~」
一体今日の何時から山に入ってんの?
ここでしばらく雑談
私は同じ所を3本も登る事に呆れの混ざった賞賛を
その方はこの道程をサンダルで登っている事に呆れの混ざった賞賛を
広島のトレイルレースにも参加されているようで縁があればまた会う事もあるでしょう
お互いの無事を祈ってお別れしました
トレランシューズを履いている息子の方が楽そうに下っていきますがグリップ感が希薄
上体を被せる様にして足の裏全体で着地するようにアドバイスするとかなり良くなった
おかげでサンダルの私は付いて行けなくなりましたが・・・
ハイカー優先で横を通るときは絶対走らない事と私と離れ過ぎないように伝えて先行させた
あまり離れるとお互いに何かあったときに分からなくなるからね
行者谷分岐を過ぎると階段の傾斜が尋常ではなくなる
足滑らせたら何処まで落ちるやら・・・
森の中を抜けて開けた所に出てきた
そこでは従兄弟夫妻がかなり遅い昼食中
即席ラーメンを食べる為にお湯を沸かしておりました
実力の限りに下ってきたのでリュックを下ろしてゴロリと横になりました
さすがにサンダルでは実力目一杯で下ると脚には疲労感が出ていました
昼食が終わる頃全員のペースで下山開始
登り同様シンガリを勤めます
下る途中で私がリクエストしていた賽の河原に寄ってもらいました
なんか思っていたのと違う・・・
通常の下山ルートから外れて足元の悪い所を苦労して下ったのに・・・
ただ流れる水はとても冷たく疲れた足を冷やすにはちょうど良かった
サンダルの特権ですな
ここから振り返った見た大山はとてもきれいに見えた
通常ルートに戻り整備された道を駐車場まで下って大山登山終了です
朝普通に起床し深夜に自走して登山しているのでこの時点で徹夜プラス半日
このため帰路の道中半分くらい記憶がありません
親戚宅帰還して入浴後 宴スタート
翌日墓参し帰宅
今年も充実したお盆休みでした
来年はどこへ行くのかは私にも分かりません
サンダルで登山とは流石イカレてますね!(褒言葉)
てか盆休み期間ってメチヤメチャ暑くなかったですが?
私は家で死にかけてました。
コメントありがとうございます。
サンダルで登山は昨年からの決定事項でしたので。
通り過ぎる人が「サンダル・・・?」にはニヤケが止まりませんでした(笑)
お盆は山に登っていたのと帰りは雨に当たったのであまり暑いとは思いませんでしたが・・・。
まぁ~老いてくると、このあたりの感覚が衰えるらしいので(笑)