「用心棒日月抄」読了 2005年06月22日 | books 藤沢周平 著:『用心棒日月抄』を再読しました。 家の事情にわが身の事情、用心棒の赴くところドラマがある。青江又八郎は二十六歳、故あって人を切り脱藩、国許からの刺客に追われながらの用心棒家業。が、巷を騒がす赤穂浪人の隠れた動きが活発になるにつれ、請負う仕事はなぜか、浅野・吉良両家の争いの周辺に・・・・・・。江戸の庶民の哀歓を映しながら、同時代人から見た「忠臣蔵」の実相を鮮やかに捉えた、連作時代小 . . . 本文を読む