
昨日の金曜日も定時で上がることが出来たので、帰り道、シアター大都会で『忍 SHINOBI』を観てきました。
ココはポイントカードがあるんですが、5ポイントたまると次回千円で、8ポイントで平日無料、10ポイントで土日祝日無料になります。今回は5ポイントの特典千円で見てきました。
人里はなれた山深い川のほとりで『弦之助(オダギリジョー)』は美しい一人の女性『朧(仲間由紀恵)』とめぐり合う。鷹だけが見守る中、二人は恋に落ちてしまう。互いの正体、そして宿命も知らずに。
甲賀・卍谷の棟梁『甲賀弾正』と伊賀・鍔隠れの棟梁『お幻』は駿府城に呼び出されていた。徳川家康の側近、『服部半蔵』の見守る中、彼らに命が下る。伊賀・甲賀それぞれ五人により忍術の腕を競い、その勝者に次の将軍を決める、ということだった。
納得のいかない甲賀『弦之助』は五人を連れ、駿府へ向かうが、伊賀『朧』らは戦いを挑むべく彼らの後を追うが・・・
オープニングの鷹のCGを見たとき、嫌な予感がしました。
原作の山田風太郎 著『甲賀忍法帖』は未読です。漫画の『バジリスク』が『甲賀忍法帖』の漫画化であることも今回初めて知りました。
ストーリーとしてはロミオとジュリエットの如く、永年敵対してきた甲賀と伊賀のそれぞれ跡継ぎの地位にある男女が恋に落ちたことに始まっています。けして結ばれることの無い二人と隠れ里の悲しい運命を描いています。シンプルな展開は分かりやすいのですが、大きなどんでん返しも無く、先を読む楽しみはありません。スケール感も欠けていたと思います
映像面では、CGを使用していない日本的な風景はとても美しく撮影されていました。しかし本作の見もののひとつである忍術による対決シーンは、CGに頼りすぎアクションシーンとしての迫力に欠けるものでした。CGを使うこと自体は否定しませんが、身体を使ったアクションを前提としたCGでなければパワーのある映像は作れないと思います。(日本映画では予算も少ないため満足のいくCGはなかなか出来ないのではないかと思っています。)
出演陣の中で一番魅力的に感じたのは妖艶な演技を見せた「黒谷友香」でした。脚線美にあの素晴らしいプロポーションの一端を見ることが出来ました。
主演の「仲間由紀恵」はラストシーンまでは本来の美しさを抑えているように見えました。残念だな、と思っていたのですがラストシーンの美しさを引き立てるための演出であることに最後の最後わかりました。
オダギリジョーをはじめ個性的な面々をそろえながらその魅力を出し切れていない気がします。
本来の忍者の姿である上忍、下忍の区別は無く、甲賀・伊賀の一隠れ里を描いた本作はあくまでエンターティーメントに徹した作品だと思われます。(アイドル映画といわれても仕方がないかも知れません。個人的には『あずみ』のほうが好きですね。)
評価 にーてん ご
公式サイトはコチラ
映画では語りきれなかった各キャラクターの秘められた物語などが書かれています。
・SHINOBI@映画生活
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人里はなれた山深い川のほとりで『弦之助(オダギリジョー)』は美しい一人の女性『朧(仲間由紀恵)』とめぐり合う。鷹だけが見守る中、二人は恋に落ちてしまう。互いの正体、そして宿命も知らずに。
甲賀・卍谷の棟梁『甲賀弾正』と伊賀・鍔隠れの棟梁『お幻』は駿府城に呼び出されていた。徳川家康の側近、『服部半蔵』の見守る中、彼らに命が下る。伊賀・甲賀それぞれ五人により忍術の腕を競い、その勝者に次の将軍を決める、ということだった。
納得のいかない甲賀『弦之助』は五人を連れ、駿府へ向かうが、伊賀『朧』らは戦いを挑むべく彼らの後を追うが・・・
オープニングの鷹のCGを見たとき、嫌な予感がしました。
原作の山田風太郎 著『甲賀忍法帖』は未読です。漫画の『バジリスク』が『甲賀忍法帖』の漫画化であることも今回初めて知りました。
ストーリーとしてはロミオとジュリエットの如く、永年敵対してきた甲賀と伊賀のそれぞれ跡継ぎの地位にある男女が恋に落ちたことに始まっています。けして結ばれることの無い二人と隠れ里の悲しい運命を描いています。シンプルな展開は分かりやすいのですが、大きなどんでん返しも無く、先を読む楽しみはありません。スケール感も欠けていたと思います
映像面では、CGを使用していない日本的な風景はとても美しく撮影されていました。しかし本作の見もののひとつである忍術による対決シーンは、CGに頼りすぎアクションシーンとしての迫力に欠けるものでした。CGを使うこと自体は否定しませんが、身体を使ったアクションを前提としたCGでなければパワーのある映像は作れないと思います。(日本映画では予算も少ないため満足のいくCGはなかなか出来ないのではないかと思っています。)
出演陣の中で一番魅力的に感じたのは妖艶な演技を見せた「黒谷友香」でした。脚線美にあの素晴らしいプロポーションの一端を見ることが出来ました。
主演の「仲間由紀恵」はラストシーンまでは本来の美しさを抑えているように見えました。残念だな、と思っていたのですがラストシーンの美しさを引き立てるための演出であることに最後の最後わかりました。
オダギリジョーをはじめ個性的な面々をそろえながらその魅力を出し切れていない気がします。
本来の忍者の姿である上忍、下忍の区別は無く、甲賀・伊賀の一隠れ里を描いた本作はあくまでエンターティーメントに徹した作品だと思われます。(アイドル映画といわれても仕方がないかも知れません。個人的には『あずみ』のほうが好きですね。)
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私も、もうちょっとオダギリジョーらの活躍ぶりを見てみたかったです。
見せ場であるはずの忍者同士の闘いなのに
ホントに迫力不足でしたよね。
でも麗しの仲間由紀恵嬢を拝めただけで
ボクは満足です ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
私も予告編を見て期待して行ったのですが、どうにも…状態でした(^^;
こちらからもTBさせていただきます。
またご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。
「英語完全~」では情報ありがとございます!
自分のミスで気付くのが遅れ、楽しめなかったです…(泣)
こちらもTBさせていただきました
メンバーが1人入れ替わってますよね(笑)
また宜しくお願いします
こちらからもTBさせていただきますね♪
黒谷友香はすっごい役にはまってましたね!
SHINOBI思ったよりもよかったです☆
gooのブログ同士の場合、フィルターにひっかかって、TBできないことがあるそうです。
わたしの場合は、タイトルが多分まずいのでしょう。
せっかくTBしていただいたのに、お返しできなくて申し訳ありません。
黒谷友香、沢尻エリカの2人は、もう少し、出番があってもよかったかなーと思いました。
そうですね、もう少し、役者さん達が殺陣とか勉強して、
ストーリー無しでも見られる、アクション映画を作ってほしいと思います。
ポスターがとっても魅力的だったんです。
映画もとにかく映像美は堪能できたんですが。
仲間由紀江・・・その技はギャグですか。
チャンドンゴンのアラレちゃん走り(PROMISE)
と同じくらいウケました。
あ~ラブストーリーが、ガラガラガラ・・・。