
韓国映画『ピアノを弾く大統領』を観ました。 主演は『冬のソナタ』で日本一有名な韓国女優の「チェ・ジウ」、相手役に裏の韓流四天王の一人、『シルミド』『MUSA -武士-』『真実ゲーム』などの「アン・ソンギ」。二人は『NOWHERE 情け容赦無し』でも共演しています。(裏の四天王、「アン・ソンギ」「チェ・ミンシク」「ソン・ガンホ」以前は「ハン・ソッキュ」でしたが最近は「ソル・ギョング」かしら。彼らの名前を五人とも知っている貴女は韓国映画通です。) 型破りの国語教師の『チェ・ウンス(チェ・ジウ)』新しく赴任してきたクラスで、問題児『ハン・ヨンヒ(イム・スジョン)』と初対面からぶつかり合ってしまう。彼女の行動を理解できない『ウンス』は親を呼び出すが、学校に現れたのは韓国大統領『ハン・ミヌク(アン・ソンギ)』だった。『ウンス』は臆することなく『ミヌク』に対し、親として娘の代わりに罰を言い渡す。 『ミヌク』はそんな彼女を大統領府に招待する。話し合ううちに二人は互いに好意を持ち始めるが・・・ シチュエーション・ラブコメディーです。 大統領と高校教師という身分を越えたラブストーリー。身分を越えた恋愛モノ、て映画にとって永遠の主題なんでしょうね。 身分の違う二人が出会って、互いに好意を持つに至るが、障害が二人の前に立ちふさがる、というストーリーは想定の範囲内です。隠し味として大統領の子供にひねた性格をもたせていますが、主人公とすぐに理解しあうなど作品としての深みはありません。 物語は前半コメディ、後半に入ってちょっとシリアスでプチ感動させる最近の韓国恋愛モノのパターンになりつつある展開です。(前半部で細かい伏線は張られています。) 「アン・ソンギ」は1952年1月1日生まれだとのこと。今年54歳になられたんですね。シリアスありコメディありと、幅広いジャンルでいまだに一線で活躍されてます。本作のような圧倒的な存在感の中に誠実な心を持つ役をやらせたら右に出る人はいないしょう。 「チェ・ジウ」の演技をまともに見たのは初めてです。(『NOWHERE 情け容赦無し』ではあまり目立っておらず誰でも良かったという役柄でしたから。)気の強そうなでもおっちょこちょいな主人公を好演していました。こういったコミカルな役柄の方が彼女に合っているのかもしれませんね。 娘役『ヨンヒ』を演じたのは『箪笥』の姉役「イム・スジョン」。あまり笑わない役だっただけに笑顔が印象に残りました。 下に強く上に弱い、という韓国の儒教心の悪い面が色濃く出ている作品でもあります。「アンソンギ」が演じた大統領は「水戸のご隠居」よろしく身分を隠して市民と接していましたが、ホームレスに高圧的に接する警官が相手が大統領だと分かると掌を返したようにおべっかを使うなど、コミカルの中に韓国の国民性が出ています。 ファーストカットでいきなり「イ・ボムス」が出てきます。特別出演という事なんですが、結構こういったかたちでの出演が多いですね。 ぬいぐるみ店の店主を演じた「コン・ユソク」って日本の俳優さんにクリソツなんですが、その俳優の名前が出てきません。(韓国の俳優の方が分かるようになってしまった・・・) 評価 星 みっつ ・ピアノを弾く大統領@映画生活 P.S. 『ヨンヒ』はどうやってあんなところに登ったのでしょう?謎です。 このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク ![]() Amazonで買う Amazonインスタント・ストア xina-shinのぷちシネマストア
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素敵なおじさまですね~
今年もよろしくお願いします。
こちらからもTB頂いてゆきます。よろしくお願いいたします。
バスケゴールの上、本当に乗っていたんですよね。
なんか、固まっているように見えました。
やり過ぎ?な感じはしましたが、ニヤニヤしながら見ていました。
>『ヨンヒ』を演じたのは『箪笥』の姉役「イム・スジョン
どこかで見た顔~って思っていたのですが、<箪笥>でしたか。 可愛かったですね!