
昨日ファボーレTOHOで韓国映画のハシゴしてきました。
上映前の予告編で「チョン・ジヒョン」「チャン・ヒョク」主演『僕の彼女を紹介します』の新しいバージョンが流れていました。もう公開まで一ヶ月を切ったんですね。待ち遠しいです。また年末にかけての公開されるもう一つの韓国映画「イ・ビョンホン」、「チェ・ジウ」共演の話題作『誰にでも秘密がある』の予告編も流れていて、富山でもやっと普通に韓国映画が観られるようになってきたことを実感します。実は富山から韓国ソウルへの直行便も就航してたりするんですけどね。
まずは「チェ・ミンシク」主演カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作『オールド・ボーイ』です。
一人娘の誕生日の日『オ・デス』(チェ・ミンシク)はプレゼントを手に家路につくところ突然拉致に遭いある場所に監禁されてしまう。理由も不明なままテレビだけが外の情報を入手する手段であった。そして妻が殺されその容疑が自分に掛けられていることをニュースで知ることになる。彼は解放される日を夢見て、室内で格闘のイメージ・トレーニング等で自分を鍛え上げていた。自分を監禁した人物に復讐せんが為である。
監禁から15年後、突然彼は解放される。何気なく立ち寄った日本料理店で彼は若い女性店員『ミド』(カン・ヘジョン)と知り合うが店内で倒れ、彼女によって介抱される。携帯電話で監禁した犯人(ユ・ジテ)と話をした『オ・デス』は『ミド』の協力のもと、手がかりを探すが・・・
カンヌを取ったという事を念頭に置いて観てきたのですが、自分の中で期待しすぎたのでしょうか、正直期待はずれでした。過大な期待はいけませんね。
まだ公開中ということもあり、ネタバレは出来ませんが、15年という監禁期間が必要なことは理解できましたが、犯人側の理由がたったあれだけの理由だとは思いませんでした。もっと直接的なことならば分かりますが、間接的な理由でかつそれを広めたのは彼ではありませんでしたので、私としては納得できてません。ただし監禁を思いつくということ自体が狂気的な事ですから物事の大小は関係ないのかもしれません。(劇中でもちょっと触れていましたね)
主演の「チェ・ミンシク」は体重を増量させて撮影に望んだそうで、素晴らしい演技だったと思います。「ユ・ジテ」も犯人役をクールに演じていただけに、また中盤までの引き込まれるよう展開が後半息切れしてしまった事、物語自身にもう少し深みがあれば、と残念な感じがします。
評価 星 みっつ
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・オールド・ボーイ@映画生活
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まずは「チェ・ミンシク」主演カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作『オールド・ボーイ』です。
一人娘の誕生日の日『オ・デス』(チェ・ミンシク)はプレゼントを手に家路につくところ突然拉致に遭いある場所に監禁されてしまう。理由も不明なままテレビだけが外の情報を入手する手段であった。そして妻が殺されその容疑が自分に掛けられていることをニュースで知ることになる。彼は解放される日を夢見て、室内で格闘のイメージ・トレーニング等で自分を鍛え上げていた。自分を監禁した人物に復讐せんが為である。
監禁から15年後、突然彼は解放される。何気なく立ち寄った日本料理店で彼は若い女性店員『ミド』(カン・ヘジョン)と知り合うが店内で倒れ、彼女によって介抱される。携帯電話で監禁した犯人(ユ・ジテ)と話をした『オ・デス』は『ミド』の協力のもと、手がかりを探すが・・・
カンヌを取ったという事を念頭に置いて観てきたのですが、自分の中で期待しすぎたのでしょうか、正直期待はずれでした。過大な期待はいけませんね。
まだ公開中ということもあり、ネタバレは出来ませんが、15年という監禁期間が必要なことは理解できましたが、犯人側の理由がたったあれだけの理由だとは思いませんでした。もっと直接的なことならば分かりますが、間接的な理由でかつそれを広めたのは彼ではありませんでしたので、私としては納得できてません。ただし監禁を思いつくということ自体が狂気的な事ですから物事の大小は関係ないのかもしれません。(劇中でもちょっと触れていましたね)
主演の「チェ・ミンシク」は体重を増量させて撮影に望んだそうで、素晴らしい演技だったと思います。「ユ・ジテ」も犯人役をクールに演じていただけに、また中盤までの引き込まれるよう展開が後半息切れしてしまった事、物語自身にもう少し深みがあれば、と残念な感じがします。
評価 星 みっつ
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私は未だにこの映画に気持ちを引きずられてます。
観終わった後には、ただただ凄くって呆然としてましたが、後からじわりじわりと「彼ら」の「愛」を思うと、切なくて何だか涙が滲んできます。
予告編を観た時から、その独特な色彩、映像に期待を寄せてましたが、私には期待以上の映画でした。
監禁の理由の妥当性は議論が分かれるところかもしれませんね。確かに,現実的に考えれば,あれだけのことで,15年も,さらに,莫大な費用もかけるのか,ということでしょうね。
復讐を単に暴力的な破壊にだけ絞ってしまえば,主人公を痛めつける(あるいは,殺す)ことで終わってしまいそうでもあります。
そのところをつなぐ物語がたりないということでしょうか。
いつも映画の感想は楽しく読ませていただいています。 この映画の感想はオチにふれなければ出来ないように思いますので難しいですよね(笑) これから観る方もいますので^^
私も犯人の動機がやっぱり納得いきません。
オチへのこじつけっていう気がしてしまいます。
『僕の彼女を紹介します』は楽しみですね。
でも、予告編で流れている主題歌がX-JAPANみたいに聞こえてしまうのは
私だけでしょうか…。
初日舞台挨拶を堪能してから、映画をみたんです。
実はなにを隠そう、クライマックスの意味を把握できず、一緒にみにいった奥さんに説明してもらったという有様(はずかしー)
xina-shinさんの言うとおり、受賞映画と前宣伝が仰々しかったのでいくぶん、もうちょっと後半もりあがってもよかったかもしれませんです。
途中途中のかっこいい演出は、すごくかっこいいと思いましたよ。
パンフレットで監督が「少々失敗作をとっても
ずっと映画をつくれるような大御所になりたいよ」といっていたのが印象的でした。
韓国映画界って、人気監督も一本しくじると次が撮れない厳しい環境のようです。
そんなことでここまでされたのかー!と叫びたくなりますが、
されたほうにしてみれば、重大なことだったんだなとも思えるので…難しいっす(泣)
監禁され、性格も人生に関する考え方、ものの見方もかなり変わってしまう。
ある意味、生まれ変わったといってもいいかもしれない。
だが、復讐する側のウジンはどうだろう。
画面の中のウジンの声と笑顔は、冷たいとというよりは哀れだった。
オ・デスが熱くかんじられたせいかもしれない。
映画は、これはまさに賛否両論あるでしょうね。
私は嫌いではないです。
「驚愕の結末」に手段を選ばないその姿勢は
好きです。
あと言いたいのは、この映画その手の
マニアにはうけそう・・・な気がします