「オーシャン・オブ・ファイヤー」DVDにて

DVDで「オーシャン・オブ・ファイヤー　原題：hidalgo」を観ました。

いつもの如く前情報一切ナシ。邦題の「オーシャン・オブ・ファイヤー」は馬のサバイバルレースの名前だったことも始まってから知りました。
主演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの「ヴィゴ・モーテンセン」。

「ロード・オブ・ザ・リング」は、一作目は面白かったんですが、三作目ともなるとちょっと自分自身引いてみていたので、この作品も「ヴィゴ・モーテンセン」が出ているからといってあまり食指は動いてませんでした。

そんなわけで期待していなかったので、結構面白かったです。

先住者と白人の間に生まれた「フランク」（ヴィゴ・モーテンセン）は、愛馬『ヒダルゴ』と共にいくつもの馬の長距離レースで優勝していた。ある日、自分が配達した命令書により先住者達が虐殺される所に遭遇してしまう。後悔の念を持つに至った彼はいつしか西部劇を見せる大道芸人のひとりとなってしまっていた。そんな彼の元に一人の使者が異国よりやってくる。中東で行われる長距離レース『オーシャン・オブ・ファイヤー』に参加を促す使者を前に彼は一度は断るが・・・

以上が導入部のあらすじです。

主人公「フランク」は実在の人物だそうです。
レースが始まってからいきなりのピンチの連続に、作品に引き込まれてしまいました。身を持ち崩した時の愛馬とのやり取り、そしてレースの過酷さに棄権を考える「フランク」に自らスタートラインに立つ『ヒダルゴ』。二人の間には確かな絆があることが感じ取れます。レース中盤彼らは陰謀に巻き込まれます。その辺りはシンドバッドの冒険みたいでしたね。結構わくわくしました。
砂漠の美しさと厳しさ、レースの過酷さ、人々の明と闇が上手く作品に配置されていたと思います。

物語終盤、『ヒダルゴ』が力尽き、「フランク」が殺そうとした時、先住者達の霊が現れるシーンはとても印象的でした。


評価　星　よっつ


公式サイト

・オーシャン・オブ・ファイヤー＠映画生活


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