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「アドルフの画集」DVDにて

2005年06月16日 | cinema
DVDで『アドルフの画集 原題:MAX』を観ました。

主演に『アイデンティティー』の「ジョン・キューザック」、『バニラ・スカイ』の「ノア・テイラー」。


第一次世界大戦後のドイツ。ユダヤ人の『マックス・ロスマン』は戦争で右腕を失い画家になることを断念、画商として活動していた。ある日、彼は軍服姿の画家志望の男と出逢う。男の名前は『アオドルフ・ヒトラー』。彼の絵を見た『マックス』は技術的には高いが心に訴えるものが無いと『ヒトラー』にアドバイスする。
『アドルフ・ヒトラー』は復員後もそのまま軍に所属していた。一人の大尉(ウルリク・トムセン)の勧めでナチス党員となった彼はユダヤ人排斥のための演説を行う事になる。『マックス』は『アドルフ』に資金を援助、絵を描くようにすすめるが・・・


陸軍一伍長でしかなかった『アドルフ・ヒトラー』が、何故独裁者への道を辿ったのか。画家志望で赤貧に喘いでいた時代ユダヤ人との交流はなかったのか。あの独裁者を新しい視点から映像化した作品です。

邦題では一見『アドルフ』が主人公に見受けられますが、原題は『MAX』。ユダヤ人画商の『マックス・ロスマン』が主人公です。『アドルフ』と裕福なユダヤ人として生まれた『マックス』の間には友情といって差し支えない心の交流が生まれます。しかし『アドルフ』に中に潜む純血主義が二人の運命を変えていくことになります。

私は『アドルフ・ヒトラー』の演説の動画はベルリンオリンピック開会式のものしか見たことがありません。作品中の『アドルフ』の演説に共感し、立ち上がる人々を見たとき、背筋に冷たいモノが流れるものを感じました。実際にその場にいたとしたら同じ過ちを犯したかもしれませんね。

評価 星 さんてん ご

アドルフの画集@映画生活


P.S.
「ノア・テイラー」の化けっぷりは見事でした。一目見ただけで彼が誰だか分かります。


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2 コメント

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こんちは (れいら)
2005-06-17 20:20:46
きゃは、トラックバックありがとうございます。

うんうんノア・テイラーのばけっぷりはすごいですよね。

ロバート・カーライルのTVシリーズのヒトラーより

演技が自然で♪(^v^)bぐっどですね
返信する
TBありがとうございました (beertoma)
2005-06-18 05:37:56
私としましては、もっと劇的に作って欲しかったといいますか、「戦場のピアニスト」の予算をこっちに分けてやれよ、と言いたくなる作品でした。

それなりに面白かったんですけどね。
返信する

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