
ファボーレ東宝で『電車男』を観てきました。
アキバ系のオタク『電車男(山田孝之)』は秋葉原帰りの電車の中で酔っ払い(大杉漣)に絡まれていた女性を勇気を出して助ける。お礼がしたいと名前と連絡先を彼女に伝えた『電車男』だったが、彼女の名前を聞くことは出来なかった。
家にたどり着いた『電車男』はチャットで今日あった出来事を報告する。チャット仲間たちは彼の行動に興味を示し始めていた。そしてある日彼女からお礼の品が届けられた「エルメス」のティーカップセットだった。伝票に書かれていた『エルメス(中谷美紀)』の連絡先に電話する『電車男』。チャット仲間たちのアドバイスで彼女を食事に誘うことに成功するが・・・
電車男の事はちょうど1年ほど前でしょうか、知り合いから面白いサイトがあるということで聞いていました。ただチャットとかが苦手なのと、私自身『2ちゃんねる』に正直あまり良いイメージを抱いていない為、アクセスすることはしませんでした。映画も当初はあまり興味がありませんでした。
早撮りの後、いざ公開されてみると意外と見た人の評価が高いので、それじゃ見てみるか、という軽いノリで見に行きました。
たしかにとっても面白かったです。途中『エルメス』のパソコンのカタログをめくるシーンなんかでウルウルなんかもしましたし良かったと思います。
この作品の特徴だな、と感じたのは見る側の目線です。
通常私たちは主人公の目線で物語に入り込んでいきます。主人公の体験を自分の擬似体験として味わい楽しんでいるのですが、この映画では主人公、つまり『電車男』を応援する側の目線で見ていました。ついつい『電車男』を応援してしまっている自分がその場にいました。
企画から公開までこの作品はあまり時間が無かったと思います。予算もそんなには取れていないと思います。話題に乗っかって上手くいけば・・・みたいなノリで作られたのだと思いますが、逆にそれが良い面に働いたのでしょう。変にこねくり回すのではなく、事実をそのまま(もちろん多少の演出はあると思いますが)素直に撮影したことが良かったのでしょう。そして『電車男』を支えるチャットの仲間たち、彼らの目線で作れたことが予期しない効果を生んでいるのではないでしょうか。
キャストもあっていたと思います。『電車男』を演じたのは「山田孝之」。意外にオタク姿がはまっておりました。結構20年前の自分に似ている気がします。(顔は別にして)小さい勇気の積み重ねをうまく演じていたと思います。そしてヒロイン『エルメス』を演じたのは「中谷美紀」。実際の彼女に似ているといわれたのが「中谷美紀」だったそうです。『約三十の嘘』の時とは一転、どこか浮世離れしたような良いところのお嬢様を演じておりました。最近オキニになりつつある「木村多江」さんの出番が多かったとは嬉しかったです。(彼女があの貞子だなんて誰が信じるでしょう?)
秋葉原のあの交差点でラブシーンが絵になるのはこの作品だけでしょう。見終わった後、なんとなく心があったかくなれる作品でした。
評価 星 さんてん ご
公式サイトはコチラ
・電車男@映画生活
P.S.1
もちろんエンディングロール後まで見ますよね。え!見てないの_| ̄|○ (コチラが足→ _| ̄|○ ←コチラが頭)
P.S.2
女性の方はあの百式(ひゃくしきと読んでください。)のTシャツの意味は理解できるのでしょうか?不安です。
P.S.3
百式とはなんぞや?という方はコチラへ(05/6/16追加)
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アキバ系のオタク『電車男(山田孝之)』は秋葉原帰りの電車の中で酔っ払い(大杉漣)に絡まれていた女性を勇気を出して助ける。お礼がしたいと名前と連絡先を彼女に伝えた『電車男』だったが、彼女の名前を聞くことは出来なかった。
家にたどり着いた『電車男』はチャットで今日あった出来事を報告する。チャット仲間たちは彼の行動に興味を示し始めていた。そしてある日彼女からお礼の品が届けられた「エルメス」のティーカップセットだった。伝票に書かれていた『エルメス(中谷美紀)』の連絡先に電話する『電車男』。チャット仲間たちのアドバイスで彼女を食事に誘うことに成功するが・・・
電車男の事はちょうど1年ほど前でしょうか、知り合いから面白いサイトがあるということで聞いていました。ただチャットとかが苦手なのと、私自身『2ちゃんねる』に正直あまり良いイメージを抱いていない為、アクセスすることはしませんでした。映画も当初はあまり興味がありませんでした。
早撮りの後、いざ公開されてみると意外と見た人の評価が高いので、それじゃ見てみるか、という軽いノリで見に行きました。
たしかにとっても面白かったです。途中『エルメス』のパソコンのカタログをめくるシーンなんかでウルウルなんかもしましたし良かったと思います。
この作品の特徴だな、と感じたのは見る側の目線です。
通常私たちは主人公の目線で物語に入り込んでいきます。主人公の体験を自分の擬似体験として味わい楽しんでいるのですが、この映画では主人公、つまり『電車男』を応援する側の目線で見ていました。ついつい『電車男』を応援してしまっている自分がその場にいました。
企画から公開までこの作品はあまり時間が無かったと思います。予算もそんなには取れていないと思います。話題に乗っかって上手くいけば・・・みたいなノリで作られたのだと思いますが、逆にそれが良い面に働いたのでしょう。変にこねくり回すのではなく、事実をそのまま(もちろん多少の演出はあると思いますが)素直に撮影したことが良かったのでしょう。そして『電車男』を支えるチャットの仲間たち、彼らの目線で作れたことが予期しない効果を生んでいるのではないでしょうか。
キャストもあっていたと思います。『電車男』を演じたのは「山田孝之」。意外にオタク姿がはまっておりました。結構20年前の自分に似ている気がします。(顔は別にして)小さい勇気の積み重ねをうまく演じていたと思います。そしてヒロイン『エルメス』を演じたのは「中谷美紀」。実際の彼女に似ているといわれたのが「中谷美紀」だったそうです。『約三十の嘘』の時とは一転、どこか浮世離れしたような良いところのお嬢様を演じておりました。最近オキニになりつつある「木村多江」さんの出番が多かったとは嬉しかったです。(彼女があの貞子だなんて誰が信じるでしょう?)
秋葉原のあの交差点でラブシーンが絵になるのはこの作品だけでしょう。見終わった後、なんとなく心があったかくなれる作品でした。
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もちろんエンディングロール後まで見ますよね。え!見てないの_| ̄|○ (コチラが足→ _| ̄|○ ←コチラが頭)
P.S.2
女性の方はあの百式(ひゃくしきと読んでください。)のTシャツの意味は理解できるのでしょうか?不安です。
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木村多江さんと佐々蔵之介さんもよかったですね。ちなみに韓国版「リング」の貞子はペ・ドゥナでした。
百式、わからなかったな~なんだろうってずっと見てました。
>通常私たちは主人公の目線で物語に入り込んでいきます。主人公の体験を自分の擬似体験として味わい楽しんでいるのですが、この映画では主人公、つまり『電車男』を応援する側の目線で見ていました。ついつい『電車男』を応援してしまっている自分がその場にいました。
そうそう!ほかの映画とは違った見方ができましたね!それはすごく新鮮でした♪
そぉ!百式の意味・・・分かりません。
私もパソコンのカタログのシーンでは涙が止まりませんでした。
あと、淡々とストーリーを進めていったのも良かったと思います。
ちなみに“百式”私は知ってましたゾ。
弟がガンダムヲタなもんで(^m^)
百式のことが知りたいだろうと思いリンク付けました。(よくよく考えてみれば今Z公開中だ・・・連動企画か・・・)
見終えた後、百式って何だろう?と、意味が全く分からずでした。
ガンダムだったのですね~これでスッキリ、笑。
まだ観てないのですが「電車男」とっても興味があります!!
ぜひ観たいです(^^)