「ブラザーズ・グリム」劇場にて

ファボーレ東宝にて本日全国公開『ブラザーズ・グリム』を見てきました。

出演は『ボーン・スプレマシー』『オーシャンズ１２』の「マット・デイモン」、『サハラに舞う羽根』の「ヒース・レジャー」。共演に『マレーナ』の「モニカ・ベルッチ」。監督は『未来世紀ブラジル』『１２モンキーズ』の「テリー・ギリアム」。


フランス統治下のドイツ。グリム兄弟は怪奇な現象の起きる村々を周り、魔女などを退治していた。しかしそれは仲間と芝居を打つペテンだった。ペテンがばれ将軍ドゥラトンブの腹心に捕まった二人は連続少女失踪事件が起きている村で真相を探ることを命ぜられる。
自分たちと同じペテン師が仕組んでいると考えていた二人だったが、森の中で動く木などに兵士は殺され、二人は命からがら逃げ出すことになるが・・・


予告編ではアドベンチャー溢れる作品に見えたのですが、全編を通してなんとなくぱっとしない感じが残りました。
「テリー・ギリアム」監督作品ということでもっと独特な世界を期待していたのですが、結構普通の中世の村でした。
物語の舞台となる呪われた森でのアクションシーンなどは兄弟に降りかかる危機が命にかかわるようなものに見えず、二人の活躍があまり見られませんでした。クライマックスでの塔内も一部屋しかなく、次の画面で何が起きるのだろう？という展開になっていなかったことが原因と思われます。
次の展開が読めないRPG的な展開になっていればもっとワクワクして楽しめたのではないかと思います。発想が良かっただけに残念です。
「マット・デイモン」は中世の衣装がとてもよく似合っていました。サル顔があの時代の雰囲気に合っているのでしょう。「モニカ・ベルッチ」は演技というよりあの美貌だけが目立っておりました。


評価　星　にーてん　ご


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・ブラザーズ・グリム＠映画生活

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