
ファボーレ東宝で2月11日公開『ボーン・スプレマシー』を観てきました。
主演は前作に引き続き「マット・デイモン」。
記憶喪失の元CIAエージェントの『ジェイソン・ボーン』(マット・デイモン)は、自分を探す旅で知り合った『マリー』(フランカ・ポランテ)と、身を隠すようにインドで暮らしていた。悪夢に悩まされながらも愛に満ちた生活を送っていた二人だったが、ある日『ボーン』は不穏な影を見つける。再び逃走しようとするが途中『マリー』は殺されてしまう。『ボーン』は事件の真相を探るべくイタリアのナポリへと向かう。たった一枚の想い出を手にして。
『パメラ・ランディ』(ジョアン・アレン)率いるエージェントチームはベルリンで諜報活動を行っていた。かつて行われていたであろうCIA内での不祥事を暴く情報の一端を掴みかけていた。しかし一人の男の影が蠢いた時、彼女の目前で諜報員が殺されてしまう・・・
『ボーン・アイデンティティー』の続編に当たりますが、続編を見ていなくても楽しめる作品に仕上がっていると思います。
前作を観た方は「マット・デイモン」のアクションを期待される方も多いと思いますが、本作ではアクションシーンは控えめになっています。では何がパワーアップしているかというと、前作でも見せたカーチェイスです。それも華麗なチェイスではなく、迫力満点のリアルなシーンになっています。(巻き込まれた方はたまらんでしょうが・・・)
しかし本作の一番の見所は別にあります。『ジェイソン・ボーン』の心の動きです。前作で記憶を失った彼は『マリー』の協力の元、CIAトップエージェントだったことを探り出します。しかし彼の記憶が戻ったわけではありません。悪夢に苦しみながらもインドに身を隠し密かに育む『マリー』との愛、そして突然の永遠の別離。人としての感情や愛を、記憶を失うことによって得た『ボーン』は、『マリー』の復讐を果たすべく動き出しますが、彼はもう殺人マシーンではありませんでした。
事件の真実の扉を開き、悪夢によって得ていた記憶の一部を思い出したとき彼がとった行動は私の予想を超えたモノでした。そしてその行動の規範は紛れもなく『マリー』からの贈り物だったのだと思います。
エンディングテーマを聞きながら『マリー』との愛を感じて余韻に浸っていた自分がそこにはいました。
評価 星 よっつ (評価は分かれるかもしれません。特に前作のイメージの強い方はどう評価されるか・・・)
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>そしてその行動の規範は紛れもなく『マリー』からの贈り物だったのだと思います。
記憶を一部取り戻してからの彼の行動は彼女の影響なくしては、あり得なかったかもしれませんね♪
残されていた事は、復讐ではなく、償い・・・だったのですよね~
私的にすごい興奮した映画でした~
終盤で、あんな激しいカーチェイスが来るなんて思ってなかったんで、にっくはそこが一番興奮しました
ボーンの心の動きもこの映画の見所の一つですよね
TBありがとうございますm(__)m
ジェイソンの行動、かなり驚かされました。彼はあの後どうやって生きていくんだろう・・と思います。
>エンディングテーマを聞きながら『マリー』との愛を感じて余韻に浸っていた自分がそこにはいました。
マリーの存在の大きさ、しみじみと感じました。
最初は復讐だったのに、その時が来た時に選んだ行動。ベストな方法だけど、そう簡単には出来ないんじゃないかと思います。
そして償い。
「愛する人を失った時~」は彼自身の心でもあったんでしょうね。
カーチェイス、すごい!と思いました。でも、こっちまで方向感覚とか狂ってワケ分からん!気分になってしまいました(^_^;
こちらもTBさせていただきました~m(__)m
ちゃんと2であるというところを
マリーへの想いという点で
おさえていました。
最後はちょっとだけ突っ込みそうになりましたが。
マリーもそうですが、パメラ・ランディと絡むことで
今回は本名と生まれ育ったところまで知ることができました^^
また次回作に続くのでしょうか(笑) ?
前作よりも、断然楽しめました。
マット・デイモンは、「オーシャンズ12」のようなコミカルな役より、やっぱりこういう渋い役が似合っていると思いました。