「ブレイド3」劇場にて

ファボーレ東宝で2作品見てきました。『ブレイド3』と『交渉人　真下正義』の2作品。

まずは先に見た『ブレイド3』から。
主演は「ウェズリー・スナイプス」。共演に「ジェシカ・ビール」「ライアン・レイノルズ」など。


イラクの砂漠。古代遺跡に近づく一機のヘリコプターがいた。完全防備の一隊は遺跡の中を探索、やがて中央部分で探査装置は一つの影を発見。動き出した影に隊員の一人は頭をもがれてしまう。
人間とヴァンパイアの血を受け継ぐヴァンパイア・ハンター『ブレイド』。彼は今日もヴァンパイアを殲滅せんと倉庫に潜んでいたヴァンパイアたちを狩っていた。逃げ出した一人の男を追いかけ街中へ。カーチェイスの後、銀の銃弾を打ち込むが男は灰になることは無かった。ヴァンパイアの奴隷の男は『ブレイド』を罠に嵌めるべく行動し、『ブレイド』はまんまと彼らの罠にはまってしまったのだ。
連続殺人犯として指名手配されてしまう『ブレイド』はアジトに逃げ込むが、やがてＦＢＩがアジトを突き止め乗り込んできた・・・


『ブレイド』シリーズ三部作完結編ということなんですが、いつのまに三部作になっていたんでしょう？

ビデオやDVDで前作2本は観ているはずなんですが、ストーリーの詳細は忘れてしまっていて、「ウェズリー・スナイプス」演じる『ブレイド』が人間と吸血鬼の混血であることぐらいしか覚えていません。もっともあまり本作を見るに影響はありませんでしたけど。

見所はアクションです。冒頭からスピード感のあるアクションシーンに圧倒されました。
ストーリー展開としては特に書くに足るものはありません。ひねりも無いので分かりやすいと思います。（手配中の男が刀片手に街の中を走り回れるのはお約束として突っ込みません。）

吸血鬼の始祖、ファーストヴァンパイアである『ドレイク』ですが、吸血鬼という従来のイメージではありません。意図的でしょうがモンスターになっております。彼の存在がヴァンパイアたちにとっての最終兵器になりますが、彼の存在は諸刃の剣ともいえます。ヴァンパイアのリーダー格『ダニカ・タロス』を演じた「パーカー・ポージー」、いやー吸血鬼顔ってあるんですね。はまり役です。
気になったのは『ブレイド』と『ドレイク』の対決シーンでの殺陣です。日本の殺陣のイメージがあったんですが、本作はどちらかというとフェンシングや中国剣法に近い動きを感じました。全体的に敵役のヴァンパイアたちが弱く、『ドレイク』との対決シーンもあまり強さを感じ取ることはできませんでした。


評価　星　みっつ


公式サイトはコチラ

・ブレイド3＠映画生活


P.S.
エンディング・ロール後のあのカットは何の意味があるんでしょう？完結編のはずだから続編をイメージさせているわけでもないはずなのに・・・


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