
続いてみたのが『交渉人 真下正義』です。
ご存知『踊る大捜査線』シリーズのスピン・オフ・ムービーとして出てきた作品です。
この作品も大ヒットしそうな雰囲気がありました。客層として家族連れで見に来ている方がとても多かったんです。アニメ以外でここまで子供が多かったのは初めてでした。もともとテレビドラマということで年齢層が広いということもあるのでしょう。
2004年12月24日、都内を走る地下鉄『東京トランスポーテンション・レールウェイ 以下TTR』に緊急事態が起きた。フリーゲージ実験車両である『クモ
E4-600』が何者かに乗っ取られ、路線内を走っていたのだ。駅に停車した『クモ
E4-600』の運転席には誰も乗っておらず、遠隔操作で操られていた。
管理官『室井警視正』の命を受け、交渉人『真下正義(ユースケ・サンタマリア)』はTTR司令室に飛んだ。TTR司令室室長の『片岡(國村隼)』は警察の介入を嫌がったが、そこへ一本の電話が入る。
「真下警視、出ておいで。一緒に地下鉄走らせようよ。弾丸ライナーより。」
TTRの協力を得られないまま、『真下』は犯人と交渉を始めるが・・・
ひと言、面白い!!
このBlogでも幾度か書いたと思いますが、私はほとんどテレビドラマを見ません。(ですからキムタクとかの演技はスマスマでしか見たことがありません。)その私がはまっていたドラマが『踊る大捜査線』シリーズでした。DVDセットはモチロン、映画1作目、そして2作目も赤・白両方持っているくらいはまっていました。
正直言ってタレントとしての『ユースケ・サンタマリア』は苦手な部類です。しかし一俳優としての『ユースケ・サンタマリア』には一目置いています。
おぼっちゃまで恋愛には弱そう、しかし実はできる男の『真下正義』。タレントで見せる彼とは正反対のキャラクターを見事に演じきっています。この作品を見て彼のファンになる人も多いんじゃないでしょうか。
いい味だしていたのは『木島警視』を演じていた「寺島進」。一見こわもてですが、実はおだてに弱く人情味あふれるキャラでした。本作でのコミカル担当は彼ですね。
そしていつのまにか常連の「小泉孝太郎」演じる『小池警部』はちょっと性格が明るくなっていました。前回は地下室だったから暗かったのかしら?(『室井警視正』と二人っきりだったし。)
実は「西村雅彦」もでているんですが、彼の存在感は大したものですね。彼の顔が映っただけで場内に笑いが起こりました。台詞もなくただ立っているだけのはずなんですが・・・
ヒロインはモチロン「水野美紀」演じる『柏木雪乃』です。いつのまに『真下』とあんな関係になっていたんですか。・・・悲しい・・・
本作は『踊る』シリーズの雰囲気をそのまま残しています。予告編を見ただけだとシリアスが前面に出ているのかと思っていましたが、『踊る』のファンであれば一層楽しめるようになっていたと思います。
物語の展開としては見る人にとっては物足りないかもしれません。(最後の仕掛けも別の作品で既に使われているアイデアです。) しかし見方を変えていただければと思います。『踊る』シリーズの根本は人間ドラマです。全体をユーモラスに描いているのであたかも見逃しがちですが、既存の冷たいシステムに対して、人間として立ち向かっていくところにドラマが生まれていきます。本作はあくまでも『真下正義』という男を見ていただければと思います。
この作品は犯人探しを目的にしていません。犯人捜しに固執すると作品の楽しさが半減しちゃうかもしれません。(・・・ところで犯人、て誰?)
評価 よんてん ご (ちょっと贔屓目になってるかも・・・)
公式サイトはコチラ
・交渉人 真下正義@映画生活
P.S.1
『真下』と『雪乃』がどうなったか知っている貴方はエンディングロールを最後まで見た人ですね。
P.S.2
本編には絡んでこない『スリーアミーゴズ』を見た貴方は本編終了後も座ってましたね。立ち上がりかけた人の行動が一瞬止まって座りなおしたのには横目に見てて笑えました。
P.S.3
最近、邦画の話題作には「亀山千広」氏が絡んでいることが多くなってきましたね。『ローレライ』もそうでしたし、もうすぐ公開の『星になった少年』の製作も手がけていますね。今日の予告編はこれまでとは違った新しい予告編でしたが、これだけで涙が出そうになっちゃいました。
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ご存知『踊る大捜査線』シリーズのスピン・オフ・ムービーとして出てきた作品です。
この作品も大ヒットしそうな雰囲気がありました。客層として家族連れで見に来ている方がとても多かったんです。アニメ以外でここまで子供が多かったのは初めてでした。もともとテレビドラマということで年齢層が広いということもあるのでしょう。
2004年12月24日、都内を走る地下鉄『東京トランスポーテンション・レールウェイ 以下TTR』に緊急事態が起きた。フリーゲージ実験車両である『クモ
E4-600』が何者かに乗っ取られ、路線内を走っていたのだ。駅に停車した『クモ
E4-600』の運転席には誰も乗っておらず、遠隔操作で操られていた。
管理官『室井警視正』の命を受け、交渉人『真下正義(ユースケ・サンタマリア)』はTTR司令室に飛んだ。TTR司令室室長の『片岡(國村隼)』は警察の介入を嫌がったが、そこへ一本の電話が入る。
「真下警視、出ておいで。一緒に地下鉄走らせようよ。弾丸ライナーより。」
TTRの協力を得られないまま、『真下』は犯人と交渉を始めるが・・・
ひと言、面白い!!
このBlogでも幾度か書いたと思いますが、私はほとんどテレビドラマを見ません。(ですからキムタクとかの演技はスマスマでしか見たことがありません。)その私がはまっていたドラマが『踊る大捜査線』シリーズでした。DVDセットはモチロン、映画1作目、そして2作目も赤・白両方持っているくらいはまっていました。
正直言ってタレントとしての『ユースケ・サンタマリア』は苦手な部類です。しかし一俳優としての『ユースケ・サンタマリア』には一目置いています。
おぼっちゃまで恋愛には弱そう、しかし実はできる男の『真下正義』。タレントで見せる彼とは正反対のキャラクターを見事に演じきっています。この作品を見て彼のファンになる人も多いんじゃないでしょうか。
いい味だしていたのは『木島警視』を演じていた「寺島進」。一見こわもてですが、実はおだてに弱く人情味あふれるキャラでした。本作でのコミカル担当は彼ですね。
そしていつのまにか常連の「小泉孝太郎」演じる『小池警部』はちょっと性格が明るくなっていました。前回は地下室だったから暗かったのかしら?(『室井警視正』と二人っきりだったし。)
実は「西村雅彦」もでているんですが、彼の存在感は大したものですね。彼の顔が映っただけで場内に笑いが起こりました。台詞もなくただ立っているだけのはずなんですが・・・
ヒロインはモチロン「水野美紀」演じる『柏木雪乃』です。いつのまに『真下』とあんな関係になっていたんですか。・・・悲しい・・・
本作は『踊る』シリーズの雰囲気をそのまま残しています。予告編を見ただけだとシリアスが前面に出ているのかと思っていましたが、『踊る』のファンであれば一層楽しめるようになっていたと思います。
物語の展開としては見る人にとっては物足りないかもしれません。(最後の仕掛けも別の作品で既に使われているアイデアです。) しかし見方を変えていただければと思います。『踊る』シリーズの根本は人間ドラマです。全体をユーモラスに描いているのであたかも見逃しがちですが、既存の冷たいシステムに対して、人間として立ち向かっていくところにドラマが生まれていきます。本作はあくまでも『真下正義』という男を見ていただければと思います。
この作品は犯人探しを目的にしていません。犯人捜しに固執すると作品の楽しさが半減しちゃうかもしれません。(・・・ところで犯人、て誰?)
評価 よんてん ご (ちょっと贔屓目になってるかも・・・)
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『真下』と『雪乃』がどうなったか知っている貴方はエンディングロールを最後まで見た人ですね。
P.S.2
本編には絡んでこない『スリーアミーゴズ』を見た貴方は本編終了後も座ってましたね。立ち上がりかけた人の行動が一瞬止まって座りなおしたのには横目に見てて笑えました。
P.S.3
最近、邦画の話題作には「亀山千広」氏が絡んでいることが多くなってきましたね。『ローレライ』もそうでしたし、もうすぐ公開の『星になった少年』の製作も手がけていますね。今日の予告編はこれまでとは違った新しい予告編でしたが、これだけで涙が出そうになっちゃいました。
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出来としていい作品だと思いました。
そして、
これは、新しいタイプの日本映画であって
既成の概念で評価してはいけないんですね。
そんな訳で
僕なんかは、どうしても
結末が知りたい
こんな凶悪な事件を
おもしろ半分に引き起こした
犯人の特徴だけでも知りたい
と思いつつ、観ていたものですから、
結局、最後は裏切られたような気になりました。
(残念~。)
(もしかすると、その点は、続編で
種明かしがされるのかな?)
そうそう、
これは、従来の「踊る」シリーズと違い、
「真下2」を必ず作るという前提があって、
その第一作としての作り方を
されているのだと、
誰かが言っていました。
(本当かな?)
そうだとすると、何となく消化不良の部分も
理解できる気がします。
マサでした。
こっちゃんは試写会で観ました!
面白かったですよ(^o^)
なかなか気合の入ったコメントですね~。
トラバさせて下さいね
木島警視の寺島さんがいい味だしてますよね。
次回は出てくるのでしょうか?
うーん、早く観たいです(><)
ほんとぐいぐいストーリーに引き込まれてしまいました。
私もこの映画は犯人がわからなくてよかったんじゃないかと思います。
その分、もうちょっと犯人との「交渉」を充実させてほしかったかな。。。
室井さんも楽しみです☆
「この作品は犯人探しを目的にしていません」あ、そうなんですか?^^;
私は犯人を知りたかったです...。
私も踊る大走査線の大ファンなので、公開初日に見に行ってしまいました。
しかし、地元映画館は、週末にも関わらず、少し空いてました。
踊るの人気もここまでなのかなぁ・・・と少し残念に思っていたのですが、私が見た回の次の上映回は、かなり人が並んでいて、やっぱり皆注目しているんだと!妙に納得してしまいました。(笑)
エンディングのあとに小ネタがあると、ちょっと優越感♪♪
踊るはいつもちゃんと"仕掛け"を最後に用意してくれているのでダイスキです♪
本編中もそうですが、
たくさんの仕掛けに、ホントに好きで作っているのだというコトが、とても伝わってきます。
次回作、今から楽しみです!
あたしもかなりの”踊る”好きです。
テレビシリーズの脚本集も持ってます・・(^_^.)
次回作も楽しみですね♪
私はイマイチだったんですが・・。