
宝島社文庫 浅倉卓弥著『四日間の奇跡』を読み終えました。
購入したのは年末でした。寝る前にコツコツ読んで、昨日の映画のハシゴの空き時間に一気に読み終えました。
老人ホームの娯楽室にはピアノの美しい旋律が漂っていた。娯楽室のに不釣合いなグランドピアノでその美しいメロディを奏でていたのは、その大きなピアノに不釣合いな小さな少女だった。演奏が終わり、ぎこちない挨拶を終えると少女は如月の胸に飛び込んでくる。少女の名前は千織(チオリ)といった。先天的な知的障害のため精神的にも肉体的にも未成熟な少女だった。
如月の左手には室内だというのに手袋がされたままだった。彼の手袋の中にこそ千織と如月の出逢いの秘密が隠されていた・・・
本屋さんで平積みされているのが目につき購入した本です。浅倉卓弥氏は第1回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞金賞を受賞した作品との事です。新人さんとは思えない見事な構成・文章力に圧倒されます。
奇跡自体は実は(映画化もされている)有名な作品と同じアイデアです。ただ切り口が全く異なるのと、クライマックスで起こるもう一つの奇跡など、あえて同じアイデアで勝負しただけのことはある作品だと思います。
感動モノですが、共感はしましたが泣くまではいきませんでしたね。(もっとも映画はともかく本で泣いたことは数えるほどしかありませんが・・・)
映画化も決定されているらしく今春公開予定との事。ちょっと楽しみです。
映画がらみでユ・ミンジュ著『永遠の片想い』、市川拓司著『いま、会いにゆきます』を購入しました。おってエントリを書くつもりです。
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如月の左手には室内だというのに手袋がされたままだった。彼の手袋の中にこそ千織と如月の出逢いの秘密が隠されていた・・・
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奇跡自体は実は(映画化もされている)有名な作品と同じアイデアです。ただ切り口が全く異なるのと、クライマックスで起こるもう一つの奇跡など、あえて同じアイデアで勝負しただけのことはある作品だと思います。
感動モノですが、共感はしましたが泣くまではいきませんでしたね。(もっとも映画はともかく本で泣いたことは数えるほどしかありませんが・・・)
映画化も決定されているらしく今春公開予定との事。ちょっと楽しみです。
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「いま、会いにゆきます」とっても良かったですね。
私は本を先に読んで映画を観たのですが はまって
しまいました。
そして「ずっと、ずっと、あなたのそばに」という
新人が「いま・・・」の脚本を元に澪の視点から書い
た本も買ってしまいました。
違う視点から より詳しく知ることが出来ると
思いますよ。
「四日間の奇蹟」も先日 買ったばかりです。
まだ読んでないのですが・・・
同じ本、映画好きということでこれからもよろしくお願いしますね。
「四日間の奇蹟」は結構あざといなぁとおもいつつ、感動してしまいました。
僕も泣くまではいきませんでしたが、心に響くものはあったと思います。ちづるの成長なんか普通にうれしかったです!!
あと作者の文章能力に魅せられました♪
他の作品も読んでみたいと思いました。
TBさせてもらいます!
この本は「奇跡」と言う文字に惹かれて買いました。
物語はありきたりと言えばありきたりなのですが この四日間の奇跡が何の為のものだったのかを考えると とても心に響き考えさせられます。
「四日間の奇跡」他 いろいろTBしていただきありがとうございました。
こちらもすべてTBさせていただきましたので よろしくお願いします。
この作品は作者の初めて書いた小説らしいので、多少パクリ的でも仕方ないんじゃないでしょうか。
処女作にしては完成度が高いと思います。
映画はキャスティング的に観る気がしませんが。