
ファボーレ東宝で久しぶりに映画のはしごをしてきました。
まずは本日公開の『あずみ2 -Death or Love-』から。
『真田昌幸(平幹二郎)』を討つため、『あずみ(上戸彩)』は唯一生き残った仲間『ながら』と共に旅を続けていた。そんな二人の前に追っ手が現れる。追い詰められた二人は崖に飛び降り、かろうじて難を逃れた。傷ついた『ながら(石垣佑磨)』を介抱する『あずみ』は、自ら殺めた『なち(小栗旬)』に瓜二つの夜盗の一味『銀角』との出会いに心揺れていた。
一方『真田昌幸』には『空如(高島礼子)』を筆頭とする上野甲賀衆に身を守らせていた。自分が狙われていることを聞いた『真田昌幸』は手勢を集めるが・・・
イヤー やってしまいましたね。
続編の場合、前作との違いを出すために作品の雰囲気を変えてくることが多いのですが、本作でもテーマを『愛』において、前作よりも人間ドラマ色が強くなっています。
『あずみ』シリーズは時代劇とは云えないと思っています。設定を戦国末期に借りたB級ファンタジーだと思います。前作では娯楽作品に徹し、オダギリ・ジョーとの一騎打ちや200人切りなど、魅せるところは魅せる作りになっていました。
本作では作品の根本となる『あずみ』の恋心や心の傷など描こうとしていますが、観客にそれがうまく伝わっていません。その為、殺陣などは前作よりおとなしくなっている分『あずみ』の強さが際立っておらず、見所が無くなってしまった感があります。
また出演陣のキャラクターをうまく使いこなしていません。
まず「高島礼子」。登場シーンでは美しさの中に妖絶さがにじみ出ていましたが、その後のシーンでの啖呵は『極道の妻たち』そのものです。あえて静かに台詞を語ってもらったほうが怖さが表現できたのではないかと思います。そして「栗山千明」。『キル・ビル』などのイメージが強い彼女ですが、それを逆手にとって欲しかったです。登場シーンで彼女の役割が予想できてしまうのは如何なものかと・・・
「遠藤憲一」が出たときには笑ってしまいました。(前作を見た人は共感するはず) 彼だけが唯一魅力ある登場人物に感じました。他の男性若手俳優陣は名前も知らないので分かりません。(韓国の俳優さんの方がわかる様になってしまった気がする・・・) ただ「小栗旬」を上半身を裸にしたのは女性のためのサービスだったんですかね。韓国映画に見慣れてしまうと武士とは思えない貧弱な体に笑ってしまいます。(ファンの方ごめんなさい)
前作と異なり、本作はアイドル鑑賞映画と思ってみていただければ、と思います。
評価 星 ふたつ
公式サイトはコチラ
P.S.
『安住アナ』はいらない。
このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク
2004年のレビュー一覧はコチラ
2005年前半のレビュー一覧はコチラ
2005年後半のレビュー一覧はコチラ
Amazonで買う
あずみ

DVD関連 書籍関連
上戸彩
DVD関連 書籍・写真集関連 音楽関連
小栗旬
DVD関連 書籍・写真集関連
栗山千明
DVD関連 書籍・写真集関連
Amazon DVD ランキング
Amazon 今のベストセラー
ブログランキングネット
ご近所さんのブログ





まずは本日公開の『あずみ2 -Death or Love-』から。
『真田昌幸(平幹二郎)』を討つため、『あずみ(上戸彩)』は唯一生き残った仲間『ながら』と共に旅を続けていた。そんな二人の前に追っ手が現れる。追い詰められた二人は崖に飛び降り、かろうじて難を逃れた。傷ついた『ながら(石垣佑磨)』を介抱する『あずみ』は、自ら殺めた『なち(小栗旬)』に瓜二つの夜盗の一味『銀角』との出会いに心揺れていた。
一方『真田昌幸』には『空如(高島礼子)』を筆頭とする上野甲賀衆に身を守らせていた。自分が狙われていることを聞いた『真田昌幸』は手勢を集めるが・・・
イヤー やってしまいましたね。
続編の場合、前作との違いを出すために作品の雰囲気を変えてくることが多いのですが、本作でもテーマを『愛』において、前作よりも人間ドラマ色が強くなっています。
『あずみ』シリーズは時代劇とは云えないと思っています。設定を戦国末期に借りたB級ファンタジーだと思います。前作では娯楽作品に徹し、オダギリ・ジョーとの一騎打ちや200人切りなど、魅せるところは魅せる作りになっていました。
本作では作品の根本となる『あずみ』の恋心や心の傷など描こうとしていますが、観客にそれがうまく伝わっていません。その為、殺陣などは前作よりおとなしくなっている分『あずみ』の強さが際立っておらず、見所が無くなってしまった感があります。
また出演陣のキャラクターをうまく使いこなしていません。
まず「高島礼子」。登場シーンでは美しさの中に妖絶さがにじみ出ていましたが、その後のシーンでの啖呵は『極道の妻たち』そのものです。あえて静かに台詞を語ってもらったほうが怖さが表現できたのではないかと思います。そして「栗山千明」。『キル・ビル』などのイメージが強い彼女ですが、それを逆手にとって欲しかったです。登場シーンで彼女の役割が予想できてしまうのは如何なものかと・・・
「遠藤憲一」が出たときには笑ってしまいました。(前作を見た人は共感するはず) 彼だけが唯一魅力ある登場人物に感じました。他の男性若手俳優陣は名前も知らないので分かりません。(韓国の俳優さんの方がわかる様になってしまった気がする・・・) ただ「小栗旬」を上半身を裸にしたのは女性のためのサービスだったんですかね。韓国映画に見慣れてしまうと武士とは思えない貧弱な体に笑ってしまいます。(ファンの方ごめんなさい)
前作と異なり、本作はアイドル鑑賞映画と思ってみていただければ、と思います。
評価 星 ふたつ
公式サイトはコチラ
P.S.
『安住アナ』はいらない。

2004年のレビュー一覧はコチラ
2005年前半のレビュー一覧はコチラ
2005年後半のレビュー一覧はコチラ
Amazonで買う
![]() | あずみ 2アミューズソフトエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
あずみ

DVD関連 書籍関連
上戸彩
DVD関連 書籍・写真集関連 音楽関連
小栗旬
DVD関連 書籍・写真集関連
栗山千明
DVD関連 書籍・写真集関連
Amazon DVD ランキング
Amazon 今のベストセラー


『着信アリ』もそうだった。。。
本人的にはありなのだろうか?
安住アナの出演はホントいらない。
TBありがとうございました!
リンクフリーと書かれていましたので、お気に入りリンク登録させてください<(_ _)>
最近ブログ始めたので、これからも遊びに来ますね^^
あずみについてはこれ以上何もコメントできない・・・(-_-;)思うことすべて言ってくれた感じです(笑)
私も金角に一番好感持てたかなぁ。
『あずみ2』は、出演者に疑問を持ってたんですよ。
詳しい内容は知らなかったのですが、こちらの記事を拝見させていただいた上で、劇場には...^^;;
う~ん...やっぱり韓国映画を見慣れると、邦画もハリウッドもつまらなく感じてしまいますね。
全然映画になじんでませんでしたね。
安住アナ、半笑いだったように感じたのは僕だけでしょうか?w
なんというか、映像になじんでなかったですよねw
アクションシーン、僕は結構楽しめました。
六波の長剣は迫力でしたね!
方がいいですね
私は カルトな「北村映画」のB級さが似合っている
と思いました
金子監督も好きなのですが 今回は分が悪かったです
ね
すみません ブログ初心者なもので TBを二つ
してしまいました 申し訳ありませんが
できたら削除して下さい
>彼だけが唯一魅力ある登場人物に感じました。
同感です。キャラ立ってましたね!
>『安住アナ』はいらない。
同感です。も~、びっくりしましたわ。
感想が全く同感です。やはり皆さんそう思ってたんですね。
私も金角役の遠藤さんが前作でも今作でも一番よかったと思ってます。
パンフ読むと3やる気満々っぽいんですが、
どうなっちゃうんでしょうね。