xina-shinのぷちレビュー?

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「サハラに舞う羽根」DVDにて

2004年10月06日 | cinema
今日は所要で金沢の方に行ってきました。目的地まで同乗させて頂いたんですけど、目的地の地図が全然別の所に印が付いていて(ご丁寧に番地まで書いてある・・・)結局遅刻してしまいました。でもドライバーの方が女性だったのでヨシとしよう。(コラ!スケベ!)皆さんも事前の確認は大切に。

DVDで「サハラに舞う羽根」を観ました。

一人の女性と二人の男性の愛と友情を描いた作品です。原作は1900年代の英国小説。(私すいません未読です)

全世界の1/4を支配下におさめていた1884年の英国。ハリー(ヒース・レジャー)は父の引いたレールに乗りエリート士官として、エスネ(ケイト・ハドソン)との結婚を控え幸せの絶頂期にいた。親友であるジャック(ウェス・ベントリー)ら4人の友人も二人を暖かく祝福していた。
そんな折、植民地スーダンで反乱が起き、ハリーの所属する部隊が派遣を命じられた。戦争に大義を見つけられぬハリーは苦悩し、除隊を決意する。ジャックを除く友人3人は裏切られたと感じ、ハリーに臆病者を意味する白い羽根を彼に送る。除隊したハリーはエスネにその事を告白するが、エスネは彼の心情を理解できず、彼女までもが彼に白い羽根を送る。失望したハリーは彼女の前から姿を消した。
一方ジャックら無敵であったはずの英国軍隊は聖戦(ジハード)軍を名乗る反乱軍に思わぬ苦戦を強いられていた。憔悴するジャックの支えになっていたのは他ならぬエスネからの手紙だった。

以上が前半のあらすじです。

原作では臆病者と烙印を押された主人公が名誉挽回の為に戦う姿を描いているらしいのですが、本作では現代に合わせ、苦難を乗り越え主人公の心の成長を描いた作品になっているようです。
主人公の判断は現代であれば賞賛に値する勇気を持った行為であると云えますが、この作品の時代は戦争を拒否することが反社会的な行為であった時代でした。そして悲しい事に近い国では今でもそれはいまだに残っています。
臆病者の象徴であるはずの白い羽根。しかし友のためという、戦う意味を見つけた主人公には勇気の証となって行きます。

砂の海での戦闘シーンは秀逸です。劇場での大型スクリーンでこそ見たかったな、と思います。
冒頭はおぼっちゃんそのままだった主人公。それが後半スーダンでは鬼気迫る顔付きに変化していきます。とても同じ人物とは思えない素晴らしい演技です。


評価 星 みっつ


公式サイト

サハラに舞う羽根@映画生活

P.S.
砂漠での戦闘シーンでは、今のイラクがダブって見えました。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Bもも)
2004-10-06 16:20:16
こんにちは。

出演者のアレック・ウェックさんについてしか

ほとんど書いてないんですけど、こちらからもTBさせてもらいました。
返信する
Unknown (stroll)
2004-10-08 10:42:50
こんにちは。



トラバありがとうございました。



ヒースの演技にはほんと感嘆しました。

大変な役作りだったんじゃないかなと想像します。



まだ見ていないのですが、ヒースの『悪霊喰』も見てみたいと思ってます。こっちではどんな演技が見れるかちょっと気になるところです。



返信する
Unknown (瞑麟)
2004-10-13 16:21:02
こんにちは。

TB有難うございます。

私はいつも不純な動機で映画を観てしまうので、作品の価値についてはあまり語れないんですけど・・、

ヒースの変貌ぶりは見ものでしたね。
返信する

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