※前置き
前に書いたブログを見てもらえるとわかると思うけど私は恋愛のことを書いておきながら容姿のことばっかり書いている。
今日はそんな容姿にこだわってしまう自分についての話。
このテーマについてずっと書きたかったけどずっと書きたくなかった。
半匿名だからこそ書ける私の悩んでいた話に付き合っていただけると嬉しいです。
とは言ってもそんな重い内容でもないからかるーく見てね。
メイクや加工は私にとって武装だと思ってる。
実際自分のありのままの姿を可愛いって思ったことなんて一度もなくて、高校生ぐらいまでは本気で容姿に悩んでたし「なんでこんな顔に産んだの」って親に八つ当たりするのなんて毎日に近かった。その時の親の泣きそうな顔は忘れられないしこれを書いている今も当時を思い出して泣きそうになる(笑)
兎に角それぐらい自分の顔が大嫌いだった。自分以外の女の子全員が可愛く見えたし羨ましくて仕方がなかった。
大学生になるちょっと前ぐらいからメイクを覚えて、大学生になりたてで加工を覚えて駆使した。
こんな顔面が少しでも可愛くなるのが嬉しくて、毎日自撮りをして可愛くなったって信じ込んでいた。
そうしているうちにメイクも加工もどんどん強くなって加工に関しては半宇宙人みたいな顔になってた。
その時の写真は今見ると痛々しくて、友達の顔にも被害が及んでいて申し訳なくなる。武装しすぎて自分がなにか、可愛いが何かもわからなくなった。今となっては完全に黒歴史。
友達に「加工やりすぎ」とか指摘をしてもらっても、当時の私には加工が手放せなかった。また自分の顔が大嫌いになるのが何よりも怖かった。
思い返せば加工が手放せなくなった時期、私は気持ち的にもとても不安定だったと思う。不安定な時ほど私はメイクも加工も強くなる。画面の中の自分を信じ込んで「私は可愛い」って思いたかったのかも。
そんな私に転機…って言ったら大袈裟かもしれないけど変わるきっかけの出来事が起きたのがその年の冬だった。
彼氏が出来たのだ。当時の彼氏は「可愛い」とか頻繁に言ってくれる人だったからだんだん加工の呪縛からは解けた。今では付き合っていないしもう戻りたいとかは全く思わないけれど、その点に関しては本当に感謝している。恩人。
今では普通ぐらいの加工で撮れるようになった。無加工のカメラで自分を見ることもできるようになった。
「可愛い」って自分の見た目を肯定してくれる人は必要なんだと思う。こればっかりは自分ではどうする事もできないし。
とは言ってもまだ今でもメイクはしないと外に出られない。オンライン授業とかのためでもバッチリフルメイクしている。
でもこれはマナーでもあるし他人に迷惑はかけないから今のところは直す予定はない。まだありのままは受け入れられないけど、メイクした自分は大分受け入れられるようになってきただけでも成長。
最後に顔面で悩む女の子に伝えたい事…って思ったけど、どんな事を言っても薄っぺらくなっちゃうだろうからあえて何も言わない。
ただ悩んでいるのはあなただけじゃないよって事が伝わるといいな。