※前々回の記事にて、不妊治療から飲んでいた薬を総まとめすると言いましたので、
今回はその内容です。
興味ない方はここでお帰りください。
一応?素人なりの薬の作用も含めてまとめてみます。
<タイミング法時期>
・カバサール(初回より週1回)
高プロラクチン血症の治療薬。
プロラクチンは通常は出産後の授乳時期に沢山出るホルモンであるが、
そうでない時期に沢山出る場合の治療薬である。
母乳が出ている間は妊娠しづらいと言われているとおり、
プロラクチンが高いと妊娠しづらくなる。
なお、妊娠10週目まで飲むことになった薬。
・セキソビット(4回目~)
排卵誘発剤。簡単にいうと卵を育てる薬。
ただし、効果はかなり弱い。
排卵自体は安定してあったこと、多嚢胞性卵巣の指摘があったためこの薬を使用することに。
(多嚢胞の人は程度によるが排卵誘発を強く行うと卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を発症する危険がある)
・ルトラール(4回目のみ)
黄体ホルモン。
しかし、これを飲んで何故か睡魔が襲ってきたので(※職場を休むほど)次回からはデュファストンに変更。
・デュファストン(5回目~)
ルトラールと同じく黄体ホルモン。
<人工授精時期>
・カバサール
・セキソビット
・デュファストン
・柴苓湯(2回目~)
漢方薬。水の循環を改善させる効果がある。
体質改善の為に処方されたが、難点は即効性には欠ける。
・温経湯(3回目~)
漢方薬。血のめぐりを改善させる効果がある。
<体外受精・顕微授精時期(前周期)>
・ピル(ラベルフィーユ)
卵巣を休ませるために服用。
避妊薬として有名で、通常は2~3周期飲めば副作用が少なくなるといわれている。
…1周期しか飲まなかったので、副作用は当然のようにありました…orz
<体外受精・顕微授精時期(採卵周期・OHSS発症時)>
・カバサール
・ビオフェルミン
整腸剤。下記の抗生物質と共に飲むことで下痢を抑える効果がある。
・メイアクト
抗生物質。上記の整腸剤を飲んだにも関わらず副作用の下痢症状があったが、当時はこの薬のせいだと思わず採卵後の症状のひとつだと思っていた。
・ルトラール
前回副作用が出た薬を飲んでいたことを後から気づく(遅い)
しかしこの時に副作用が出たかどうかは覚えていないww
<体外受精・顕微授精時期(移植周期)>
・シナール(ビタミンC)
・ユベラN(ビタミンE)
・ペントキシメファ
3つとも子宮内膜を厚くする効果があり、着床しやすくするために服用。
・ル・エストロジェル(塗り薬)
黄体ホルモン。
肌が弱いため貼り薬のエストラーナテープの選択肢は無しになった。
・デュファストン
・ウトロゲスタン(膣錠)
黄体ホルモン。
一日3回8時間おきとの指示で、膣錠のため職場で1回入れるのが憂鬱だった。中まで本当に入ったか不安になる薬でもある。
・ダクチル
子宮の収縮を抑える流産防止用の薬。
・リドキサール(ビタミンB6)
・プリンペラン
吐き気止め。
<切迫流産時>
・ビオフェルミン
・メイアクト→エリスマイシン
切迫流産時にメイアクトを再び飲んで下痢となり、ここで採卵時の下痢の原因が判明したため、エリスマイシンに変更になった。
・五苓散料
・半夏白朮天麻湯
どちらも漢方薬。
切迫流産で約20日間入院→自宅安静で身体を動かせなかったためなのか、つわりだったのか後出産まで眩暈で苦しむこととなる。
以上です。
病院での注射薬や出産時の薬は割愛しました。
余談ですが、出産後にメイアクトを処方された時には流石に飲む前に気づいたので申告して変更してもらいましたw
どんだけ面倒な患者や。