花職人Aizeさん(http://kiribana.exblog.jp/)のブログに
とある詩をみました。
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「街」
郡山から西に向かう列車に乗ると、見えてくる空は灰色
それでも、あの街に帰ろう
大人だって 長靴の似合う あの街に帰ろう
漆黒の闇に 星がいっぱいの あの街に帰ろう
風が頬に突き刺さる あの街に帰ろう
梅と桃と桜が一度に咲く あの街に帰ろう
井戸水でトマトを冷やす あの街に帰ろう
稲穂の周りに山が見える あの街に帰ろう
けれども、マンションの向こうに夕日が沈む この街を忘れない
お気に入りの散歩道があった この街を忘れない
だから あの街で生きよう
福島市の光のしずく実行委員会が募集した「てのなかの詩コンクール2011」のグランプリの作品です
今日(3/8)の福島民報新聞に掲載されていました
作者は今春、東京の大学を卒業して、地元に就職する予定なそうです
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胸がぎゅってつかまれました。
大切な場所、大切な想い出。
忘れちゃいけない。
私にも何かできるでしょうか?
はらだ