暑さを 二人のお嬢様はなんとかしのいでいます
中牟田予選が運動公園でやっているということなので見に行きました
日陰がないと観戦していても灼熱です
お目当ての選手を見て 「子供って大きくなるの早いなぁ~」 が第一印象
炎天下で戦う子供たち ものすごいパワーです
見ているだけで力をいただけます
一球一球 気持ちを込めて打つ姿
何とか返そうとする姿
自分を変えようとする姿
すべてが 感動でした
勝った子も負けた子も いて当たり前のこと
それより大切なことは「楽しんだか」
負けて悔しい でも やり残したことが少なければそれでいいと思います
感動したのは、試合で使ったことのないショットを試す子供
負けるリスクを抱えながら 必死で戦う
相手に食らいつきながら ロブで応戦
そのロブに 魂が見えました
「攻撃してるぞ」という 魂です
その魂がボールに乗り移り ワンバウンドしたボールはベースラインのそばに落ちて、大きく弾み後方のフェンスまで相手を追いやりミスをさせる
あやうく オーバーフェンス
これは 狙わないとここまでいかないと思います
一度成功した子は 何度と繰り返しラリーに混ぜますが、ラインのそばにはいってくれません
しかし、狙っているというのがわかるのです
ロブを打ち 短くなったボールを叩き込む
コースが甘いため返球される。しかし、また同じことをやろうと試みる
失敗したり、決まったり
マッチポイント
その選手は長いラリー中にバックのクロスにロブを上げます
そのロブが サイドライン一杯にかかり 大きく弾み 隣のコートへと 目掛け飛び出します
相手はラケットにあてるのが精いっぱい、目的とするコートまで届かずゲームセット
そのシーンをフェンス越しに見ていて 涙が出そうでした
ロブというショットの後にストロークを叩く!すごい難しいメンタルが必要なこと
それをしっかりと 自分のものにしていこうとするチャレンジ
そして 成功から 自分のスキルとして体に教え込む姿
見ている自分の憶測でしかないかもしれませんが
しかし、伝わってくるんです
「うまくなりたい」「自分を変えたい」
というオーラが
とても 素敵な瞬間でした
チャレンジャーであれ
戦う人間であれ
悔いを残さず 朽ち果ててこい
そう言ってあげたかったです