ラリーは野球で言うキャッチボールと同じだと思う
相手の胸に目掛け 正確に投げ続ける
また、正確に受け取り 正確に投げ返す
対人間のスポーツ
相手が打ち返してくれなければ自分は打つことができない
打つ事が出来なければ上達していくのは 大変です
スピードが無くてもいい。狙ったところに確実に打っていく
これが なかなかできない
レッスン中のこと
自分が生徒さんにボールを送り 生徒さん同士でラリーをしてもらった
やはりうまく続かない中、おひとりだけゆっくり打つお客さん
自分の斜め背中越しにいたのだが、背中から「続けよう」という気迫が感じられる
自分の持っている技術を最大に発揮しているかのように 気迫を感じたのである
他の人は スピードを上げすぎて自分の持っている力を超えてコントロールができていない
その中において自分の決めた場所に送り続けようとする
失敗すると 声を上げ 相手に謝る
3分のローテーション 必死さが伝わる
気持ちが入っていると 空気の層を超え伝わるんだなと思った。
言葉のキャッチボールは 会話が成り立つ
テニスは ラリーが成り立つ
ラケットを振って なんぼのスポーツです
相手に対して尊敬をもって 打つ
打たれた方は それを正確に打ち戻す
そして、上達していくのだと思った