昨日の検診で 「現状維持」ということ
半年前の食堂内部の映像と殆ど変わっていないという
結局、良くはなっていないが悪くもなっていないということ
また同じようにたくさんのお薬を頂戴して7月1日の予約を取って さよなら先生
待ち時間に トヨタ方式という本を読んだ
そこにカンバン方式を作った人の話に惹かれた
車の注文が減りラインが止まって仕事がなくなった人に「何もするな、ただじっと他の仕事を見てろ」
という
会社は、遊んでいるくらいなら「庭の草むしりや窓拭きくらいさせろ」
と真っ向から対立したらしい
読んでいて会社の方が生理んだと思った
しかしだ、こういう理屈だった
「もし、草むしりやら窓拭きをさせたら仕事になってしまう。鎌もいる、雑巾もいる、すべて会社が払うものだ。注文が戻ってきたときラインが動くそこにまた戻ってくる。車ができる、しかし鎌や雑巾に払った金を回収するために回り回って車にのっかる。車は安くならない。」
「ただ、黙って他の仕事を見ていると給料は払うが掃除したときと同じだ。じっと他の仕事を見てると無駄が気がつく、そこを改善できる。仕事をしている人が気が付かないところだ、改善すれば車の生産台数が上がる。自ずとコストが下がる、車が安く売れる。性能は全く同じなのだから消費者は得をする。そして売れる」
というもの
テニスでもよく似たことがある
以前書いた「見る」「観る」こと
じっと見ていると何かに気づく
実際見せてもらったDVDを見返すことを何度もすると必ずなにか違和感を覚える動きを見つけたり、その子が無意識に行うものが必ず見える
ここを 集中的に修正する
ただコーチと言って 闇雲に専門知識を並べ新しいショットをやらせても時間がかかったり選手のモチベーションは上がらない
コーチの自己満 で終わってしまう
それより、いいところを見つけそこを伸ばす。
例えば
「ツーバウンドで打ったっ球がすごく良かったとする、それをワンバウンドに変える作業だけで済む。新しい技術は覚えればいいがそのためには筋力アップも必要だったり、辛さもあったりと」
子どもたちは試合は学校関係上、日程が過密になりやすい。
しかし、結果を出さなければ上に行けない。
親御さんにも喜びを与えることが不可能になりかねないんだ。
いま 子どもたちはグランドスラムに行くわけではない、そのための本の小さな一歩を上がるしかないんだ
何必要なもの
それは コーチの力量 包容力 そして 愛
成績を残すのは選手であってコーチではない
やはり 俺たちはバックステージがよく似合う存在なんだ。
バックステージ結構
かっこいい呼び名だ
バックステージ チーフ じじい