隆起したイエメンの山
採れた巻貝の化石
以前ご紹介した「イエメンの農村風景」の一帯には様々な形の山が点在している。 仕事の合間にこれらのスケッチに出かける。このエリアは海抜2300mの高地である。それが信じられないことに、なんと山肌の合間から貝の化石が顔を出しているではないか。
この地域一帯は大昔、海底だったのだろう。それがこんな高い所まで浮き上がってきたのだ。隆起した山の様子がお分かりいただけるだろうか。山々が奇怪な形をしているのもそのせいかと思われる。なんという自然の神秘! この巻貝は今も大事に保管してます。 (イエメン(1)農村風景 はこちら)