埼玉 秩父の古い土蔵
秩父で見かけた古い土蔵。壁の一部がはげ落ち、囲いの板も歪んでいて年季を感じる 。 土蔵といえば幼い頃、なにか知らぬが悪いことをしでかして母に土蔵に閉じ込められた思い出がある。母は私が泣きわめこうが、足をばたつかせてもがこうが、構わず私を抱きかかえて土蔵の中に入れてしまう。そして重い戸を閉めてがちゃんと鍵。とたんに真っ暗やみの世界だ。しかたなく二階にある窓の明かりを目指して手探りで階段を上る。窓からはやっと外界が見える。そこで釈放の迎えが来るまでじっと待つわけだ。(以前投稿の群馬の土蔵はこちら)