イエメンプロジェクト(8-1)正念場
1982年6月6日(日)
CXー451定刻よりやや遅れ5:10pm
成田空港を発つ。
本プロジェクトの締めくくりのコミッショニングの出張が始まる。
今回の出発時の気持ちは流石にいつものとはいささかに異なれり。
箱崎には両姉夫妻が見送りに。餞別をいただく。誠に申し訳なし。
氷川神社に参拝、仏壇の父母の遺影にお参り。
ここ数日の我の周りの人達からの激励を受けながらの出発は誠にもって幸せのこと、この上もなし。
特に新入社員他両女性からの壁掛けとお守りは心のこもったものとして感謝。
CPOコミッショニングの心の支えとなろう。
昨日娘の帰りが遅かった。聞いてみると我への寄せ書きを友達に書いてもらいに
廻ったのだそうだ。彼女からは実に手紙と鏡、ブラシの贈り物。
息子からは手紙・・・。
今朝出がけに息子と握手したが、元気そうな笑顔を見ていささか心が熱くなるのを覚えり。
かくなる心の暖かい見送りを受けての出立が出来ることの幸せ。
何と嬉しい事か。感謝の念で一杯である。