日本の季節の言葉には、風情と情緒が宿っています。
四季が明確に訪れる国だからこそ、私たちは「七十二候」などの言葉を大切にしてきました。
しかし、最近の気候変動により、四季が曖昧な感じになっていることは否めません。
その中でも、雀の減少が注目されています。
春に巣立った子スズメが秋まで生き延びる確率は50%程度であり、冬を越して春を迎えることができるのはさらに半分の25%ほどだと言われています。
スズメは都会の鳥であり、森の中では見かけませんが、日本に生息する雀の数はここ20年間で80%も減少しているとの報告があります。
この減少は、ミツバチと同様に世界中で起きている問題です。
スズメたちは都市環境を好むため、私たちの生活と密接に関わっています。果たして、この減少は地球からのメッセージなのでしょうか?
四季の移り変わりと共に、私たちが大切にすべき自然の声が聞こえてくるように思います。
スズメたちの減少は、私たちに環境問題への警鐘を鳴らしているのかもしれません。
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