もうすぐ一月も終わりますね。
今年度もあと二か月ほど。
息子の小学校では、来月授業参観があります。
毎年、年度の最後の授業参観では、一年の成果を発表したり、保護者向けに何かやることがあります。
娘が4年生の時には、「二分の一成人式」ということで、保護者に向けて一人ひとりが
将来の夢を発表したり、感謝の気持ちを伝える会がありました。
年月は過ぎ、成人の年齢が変わったからなのかはわかりませんが、二分の一成人式はやらなくなったようです。
まあ、みんなが見に来れるわけでもないしね。
今年は、通常の授業にするか、発表にするか、クラス全員の希望を聞いたうえで
どちらにするか決定したそうです。
結果は、成果発表会になったそう。
息子は、大人たちの前で発表なんてしたくないと言っており、嫌がっていました。
気持ちはわかります。私もそういうのが嫌な方です。
けれど、多数決で決まったので、発表したい子供の方が多いということなんですよね。
なんでかなあ?と二人で話していて
「発表をして、すごいなあって思ってもらいたいんじゃない?」
と私が言うと
息子は
「そんなの家で褒めてもらえばいい」
と言いました。
私の考えが当たっているのか、的外れなのかはわかりませんが、息子は家族に褒めてもらえば満足で
他人に聞いてほしいとか、褒めてもらいたいとか、考えないのだなあと思いました。
それって、日頃から家族に当たり前に褒められているから、なんですよね。
私も夫も、娘も褒めるから、自己肯定感がとても高い息子。
褒められているから、人のことも素直に褒めます。
子供たちを見ていると、本当にこういう素直な態度が良いなあって思います。
私も夫も、母親からは全く褒められずに育ちました。
けなすか、厳しく「調子に乗るな」と言われちゃうか。
そんなに偉いんですかねえ?親って。
相手が誰であろうと、「素晴らしい」と思えばそう言えば良いし、立派な結果でなくても
それまでの努力をほめたり、チャレンジしたことを称えたり、いくらでも素敵なところってあると思うんですよ。
それを頑なに認めないというか、言わなかったんですよねえ、私の母。
多分、それも甘やかすことだと思ってたのかな。
反面、父親は接する時間は少なかったけれど、素直に「すごい」と褒めてくれて
ご褒美をくれたこともありました。
嬉しかったです。単純に。
自分の努力も能力も認めてくれて。
褒められたくて頑張るということはなかったけど、モチベーションは上がりますよね。
自信も持てたし。
けどね、長く一緒にいて、自分の世話をしてくれている母親に褒められるかどうか
ってのが大きいんですよねえ。やっぱり。
夫も、お父さんからは運動能力をほめられ、スポーツの成果も評価されていて
お父さんは未だに「すごかったんだよ」って、孫に話しているくらい。
ほほえましいですよ、今聞いていても。
けどね、やっぱり子供ってお母さんに認められたいんだよね。
それがずーっと心に残っているんです。
不思議なことに、私の母は、今は私のことを褒めます。
ありがとうも、ごめんなさいも、ちゃんと言うようになりました。
(昔は言わなかったんですよ~)
そういえば、かわいいって言われたこともないなあ。
「かわいくない」「ひねくれてる」なら、何万回も言われました。
言われた通りになっちゃうよね~。子供は素直だからさ。
私は今は、我が子たちに傷をいやされています。
子供たちは素直に、私を褒めてくれますから。
やたらめったら、何でもかんでも褒めることはないと思うけど、ナチュラルに
「それ良いね」「すごいね」「上手だね」って
誰にでも伝えていきたいですよ、私は。
みんながうれしくなって、笑顔になれるのがいいですね。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。