初めてアップします。小生はアラ還のサラリーマンですが、ある雑誌の記事に2023年度から中央線快速にグリーン車が連結されると出ていて、アレっと思ったのがきっかけでした。
実は私は長年常磐線沿線に住んでおり、2009年に常磐線にグリーン車が導入された際、ーー小遣いをなんとかすれば少なくとも朝のグリーン代は捻出できるぞーー、これで朝のラッシュから解放されと大喜びしたことが思い出されました。実際、これを契機に一念発起して、日当たり2〜3箱吸っていた煙草も止めることが出来ました。ただ連結されたのは普通列車(但し上野・取手間では快速と呼ぶという運用変更がこの前にあったと思いますが)だけで、快速電車には連結されませんでした(いまもです)。またこの時JRの関係の方から、電車というものは近距離輸送を前提にしている。グリーン車は輸送能力は落ちるし、ある程度以上移動時期を前提とした優等座席でもあるので、列車に連結する基本方針なんだという説明を間接的に(また聞きで)受けた記憶があります。
中央線快速電車は2023年度末にグリーン車が連結される予定です。中央線快速には大月方面まで運行される電車もあるものの、基本的には東京の通勤圏の電車なので、ーー輸送能力の低下を防ぐ意味でグリーン車は増結される前提で、その為特定駅のホームは延長工事までされるとの噂(ホンマですか?)ですがーー、報道の通りならば画期的なことです。グリーン車を連結した中央線快速電車が高尾以遠まで走るようになると「列車」という意味合いが強くなり、大月までの中距離利用を意識した運行になることも考えられるので、「電車」と「列車」の垣根は今後さらに薄れていくだろうとも報道されています。
そんな中、そもそも電車とは、列車とは、どういう定義の区分なのか?(快速電車と言いながら特別が付くと特別快速列車になってしまう云々) また、娘に指摘されて気が付いたのですが、よく考えたら総武線快速や横須賀線快速には昔からグリーン車が付いていましたが何故?(どういう考え方のもと?)、等々の素朴な疑問が湧いてきます。
そこでまたまた一念発起して、「乗りものニュース」さんに入れてもらって、質問箱を使ってその筋の達人と話させて頂くなり、情報を教えて頂こうと、無料会員登録のためまずは自己紹介欄を整備し、仮アップをしたあと周囲を見回したところ、この欄を充実されている方がほとんどいらっしゃらなかったので、ひよってすごすごと引き上げてきたというのが、恥ずかしながらの実態です。以下にその自己紹介文ものせておきます。
【乗りものニュースHPに15分だけ載った自己紹介】
若い人や孫などから聞かれたりする素朴な疑問。基本的で簡単な話、そもそも話などが多いのですけど、本質的な事柄が含まれている話も結構あったりして…… ひとはアラ還の齢になると、それを捨て置けなくなるのかもしれません。ただ私としては乗り物系に全くといっていいほど知見がありませんので、僭越ながらこのサイトにて簡単で基本的な質問をさせて頂き、皆様の知見や思想の集積である蘊蓄の類いを拾い集めさせて頂き、ない頭で出来れば体系的に組み立て、若い人たちに聞かせたいと思っていたのですが……
実はこの企てを察知した女房からは、蘊蓄に関するきついお達しがありました。
曰く、「蘊蓄垂れの三箇条」という戒め、というかむしろ掟みたいなもので……
①自己満足やマスターベーションの類いになっていないか
②自己顕示や知識のひけらかしの手段になっていないか
③(一番大切なこととして)話す相手の役に立つ話かどうか
というのが三箇条です。
私としては当然この三箇条を遵守すると誓約いたし、めでたく女房より乗り物ニュースに参加してもよいという許可をもらいました。 しかし実際には「こんな話聞いたことある?」とか、「実は背景はこうなんだけど……」とか、こちらからきっかけを作って、若い人や孫との会話を楽しんでいるのが実態ですが…… 女房はこの点には気づいていないのか、見逃してくれているのかもしれません。
皆様には大変申し訳ありませんが、出来ればこのような私にも少々お付き合い頂ければありがたく存じます。何卒、宜しくお願い申し上げます。出来れば、無知な者が「なるほど」と膝を打つ姿を思い描いて頂き、皆様もほんの少しだけ悦に入って頂ければ甚だ幸甚に存じます。最後に減らず口を叩いてしまいました。また女房に叱られます……よね。
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