1月15日 この頃から配電盤横の落ち葉が溜まった所によく居るようになった。
あまり真上から撮った事なかったなあと思って。
1月29日 配電盤の前から離れない。暖かいんだろうか。
2月26日
3月3日 この頃の紋次郎は顎から胸元にかけていつもドロドロに汚れていた。
見かねてブラッシングしてやるのだが配電盤に寄り添っているので体の片側しかできないことがあった。
鳥居の前の少し広くなった所にいる時は寝がえりを打たせたり仰向けにしてブラシをかけてやる。
気持ちが良いらしくこちらのなすがままになっている。
腕(前足)の内側で顔を洗うのでここも赤茶色に汚れているのだがしつこくすると嫌がった。
3月10日 医者に連れて行ってもらったのか目元や顎がすっきりしていて体調良さそう。
3月25日 紋次郎ファンの女史とまた出会った。
茶白は腰の左に大きな深い傷があった。
皮膚病で酷い臭いがするがこれでも大分良くなったのだ、と女史は言ったが
ワタシには傘の先のような何か尖った物で突き刺された傷が化膿しているように思えた。
紋次郎がバツ悪そうにしているのと対照的に茶白はこんな傷を負いながらも
久しぶりにご馳走にありつけて喜々としていた。
しかしこれ以降茶白の姿をを見ることはなかった。
4月1日 かなりげっそりしてきた紋次郎。こいつこの夏越せないかも、と初めて思った。
4月15日
4月22日 レストランの下の斜面の草むら。
4月30日 よぼよぼになってしまった紋次郎。しかし相変わらず愛想は好い。
6月10日 こんな姿になっても飄々と暮らしている。
6月17日
体調は良くなさそうだったが小屋から出て来た。
以前はワタシが去る時にはすぐ視線を外したがこの日はいつまでもワタシの方を見ていた。
6月24日
6月30日 なんだか元気そう。この調子で夏を乗り越えてくれるといいんだが。
7月8日 自分で耳をひっくり返す特技のある紋次郎。まったく毛づくろいしなくなったので凄い耳垢。
7月14日 猫御殿がひしゃげているので直してやった。
今度来る時段ボールを持って来て補強してやろうと思ったのだが植え込みが掃除されて御殿が撤去された後は
二度と御殿が再築される事はなかった。
あんなに撤去されても撤去されても逞しく再築されていたのに…と訝しく思っていたのだが
後で世話をされていた人に聞いた所に寄ると作ってやっても、もう紋次郎が入らなくなったのだという。
確かに春くらいから紋次郎は植え込みから離れて階段付近や土手の上に居る事が多くなっていた。
7月29日 階段横の堀の上。固いカリカリが食べづらいようで
元気が無い時はゼリー仕立てのものや焼カツオしか食べなくなった。
8月4日 植え込みにも階段脇の土手にも居ないのでもしやと階段上のレストランの駐車場を覗いたらなんとそこにいた。
一度は逃げたのだが何度か呼んだら屋台の陰から出て来た。
階段上の堀の少し広い石の上でブラシをかけてやったらもの凄い量の毛が抜けた。
その後なんどもこちらを振り返りながら階段下へ降りて行った。
8月5日
8月13日
8月25日 凄い形相になっていて驚いた。しかし食欲はあるので少し安心したのだけれど…
ブラシをかけてやったら目ヤニと涎でグシャグシャになった顔を洗いたての綿パンの裾に擦り付けてくるので参った。
邪見に振り払わず、洗えばまた綺麗になるんだからと紋次郎の好きなようにさせてやったのは今思うと本当に良かった。
紋次郎のファイナルショット。