私はお母さんが生きているうちに、一度も、ありがとう、を言ってませんね。
コミュニケーションが苦手だけど、戦後間もない時代に、食べものや衣類をきちんと揃えてくれた事を当たり前だと思っていました。
子育て中もずいぶんと助けてもらったのに、一度でも、ありがとうを言いませんでした。
64歳と云う若さで旅立ち、今は天国で父と仲良くやっていますか?
さびしがりやの私は、声かけしてくれない事に不満さえ持っていました。
戦後の大変な時に、迷惑をかけてはいけないとじっと我慢していました。
今、私は自己主張は苦手だけど、それはお母さんそっくりですね。
私も会話が苦手だから、食べ物をしっかり準備する事で愛情表現をしています。
でも、娘も孫たちも私には懐きません。
娘は理想的なお母さんでないのが、不満のようです。
そこもそっくりですね。
最近、ゲシュタルトの祈りを知りました。
私は私の人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
私はあなたの期待に応える為に生きているのではない。
あなたも私の期待に応える為に生きているのではない。
もし縁があって、触れ合うならば素晴らしいことだ。
そうでなければ仕方ない事だ、
そるを肝に銘じて、毎日を過ごしています。
今は感謝しかありません。
お母さん、改めて、ありがとうございました。