コンクリートの試験

コンクリートの試験をしました。

コンクリートが規定の品質を満たしているかどうかの試験です。
柔らかさや温度、塩分濃度、空気量を測定します。
コンクリートはセメント、砂、砂利、水を混ぜて作ります。
柔らかさ、空気量はコンクリートの硬さに関係します。
砂は海砂を使いますので鉄筋が錆びないように塩分濃度を測定します。

これは圧縮強度を測定しています。
固まったコンクリートにもの凄い圧力をかけ、破壊される時の強度を測定します。この試験のことを「つぶし」と言ってます。

最初の写真の奥に写っていたテストピースです。
破壊といってもちょっとでもヒビが入った時点で試験終了です。
3個あるのは平均をとるためです。

砂場のコンクリートも固まりました。
コンクリートはお菓子作りのゼリーに似てます。セメントが多すぎても水が多すぎても固まりません。
空気が多すぎると固まってもすぐぼろぼろになります。
コンクリートは管理された工場で細心の注意を払いながら制作されているのです。