無題放免

バンドやってます。

12/8

2006-12-08 | つれづれ
真珠湾攻撃の日だ。忌まわしくも忘れてはならない日本を滅亡させた
この大きな戦争「太平洋戦争」が始まった日だ。
ここ最近、戦争を美化する映画が多いような気がするが、美化はして
いないまでも戦争とは映画に描けるようなものじゃないはず。
最近だと一昨年の元パンテラのギタリストが演奏中に銃で撃たれて
死んだのが記憶にある。
ロックが好きな俺らにとってはやはりJohn Lennonが家の前で銃で撃
たれて死んじゃった日だ。
1980年。俺はまだ高校生。Beatlesをそんなに聴きこんでいるほうでは
なく当時それほど大きな衝撃は俺にはなかった。この事件のもつ意味
の大きさがわかってきたのは最近だ。
John Lennon享年40歳。
すでにその歳を追い越している自分に驚く今日この頃。
いろんな意味で。
好きなJohn Lennonの歌。
「Imagine」
当たり前すぎといえば当たり前だが、他にこんな歌を作れるロックンロ
ーラーはいない。
「Mother」
心の深いところの叫びをそのまま歌にできるアーチストが他にはいない。
「Jealous Guy」
こんな美しいメロディで切々と歌えるロッカーはいない。



そろそろ町の中やらラヂオから「Happy Xmas (War Is Over)」が
うざいほど流れ出すのであろう。うざいといっちゃあなんだが。
この歌を今、戦争がなくなっている日本で聴くことができるのは幸せなこと
なんだろう。
なんかの映画で
「日本から戦争がなくなったわけではない。今はたまたま、戦争と戦争の
間に我々が生きているだけなんだ。」
これから先自分が生きている間に戦争はあるだろう。戦争とはいかないま
でも危機的状況はやってくる。
隣の国がいつ暴発するか。その前にアメリカがまたしゃしゃりでてくるのか。
醜い暗殺事件~盧溝橋事件を引き起こした当時の日本政府・軍部の状況
とあまりにも似通っている。

先にも俺は司馬遼太郎ファン(あくまでもただの一ファン)だと書いたが、
そもそも司馬遼太郎さんが日本人を深く掘り下げようと歴史小説を書き始
めたのは、こんな馬鹿な戦争を日本人が引き起こしたとに疑問を感じたか
らだそうだ。そして、一連の幕末・明治ものを書き上げた後、昭和初期を
題材にして小説を書こうと思っていたそうだ。しかし、調べれば調べるほ
ど馬鹿らしく、不可解極まりなくしかも小説にするにあたって軸となる話
も主人公も見つからなかった。結局は書いていない。
もうお亡くなりなっているので永遠にその小説は読めない。





うわ、長く書いてしもた。



Aisumassen (I'm Sorry)

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2 コメント

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Unknown (SIN)
2006-12-09 03:03:51
ビートルズの新作(数々の名曲を現代風の音に直したヤツね)はいろいろと賛否両論あるみたいだな。
私はああいうやりかたもアリだと思うのだが・・・
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ありでしょ (※さん)
2006-12-09 03:31:49
冒涜してるとか、こんなのビートルズじゃないとか
云々言ってるのがいるけど
ロックってもともとそんなもんでしょ。
冒涜してなんぼ。
返信する

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