新譜？！

ひょんなことからなに気にAMAZONであちこちCDを閲覧していて
Robert Palmerの1st soloのCDを見つけ買ってしまった。
Robert Palmerはその昔The Power Station（みんな知ってる？）
ちゅう一世を風靡したグループで知ったのだが、歌の上手いおしゃ
れでスケベそうなおっさんのイメージで、その後のソロ作「Riptyde」
や「Heavy Nova」で大ファンとなり若かりし頃聴きまくったものだ。
ところが、3年前に60歳手前でお亡くなりになりました。残念。
その昔から初期の作品を聴こうとは思っていたのだが、廃盤になって
いたりなかなか売ってなく忘れていたのだ。
で、今宵聴いているのだが、こりゃあびっくりだ。久々のマイヒット。
なんで今まで買わなかったのか後悔している。
ただ、この内容はその昔の若かりし頃にはわからなかっただろうが。
この「Sneakin' Sally Through The Alley 」はRobert Palmerが
25歳の時の作品。ひえ～。
この頃からすでにThe Power Station時代の佇まいだったのか。
歌唱もすでにスタイルが出来上がっているし。
渋い、かっこいい、すけべでどこか老成した趣。イギリス紳士の匂い。
今風にいえばちょい悪おやぢか。
聴いてみると1曲目から倒れるくらいにかっこいい。
いろいろ調べてみたらこの作品の作曲にはAllen Toussaintが参加
Metersがバックバンドを勤めているらしくしかもスライドギターは
Lowell Georgeときたもんだ。ニューオリンズのにおいがぷんぷんで、
スワンプロックの風味も当然あり、でも白人シンガーが歌っているせ
いかどことなくお洒落。
こんなもろにニューオリンズ風味のR&Bを1974年にイギリス人が作っ
ていたなんて驚きだ。
　　　　　　　　　　
売れなかったろうな。。。

ちょうどMetersのベスト盤なんてずっと聴いてたもんだからはまって
ます。

見のがしていたものって世の中まだまだいっぱいあるのだろうな。