無題放免

バンドやってます。

ギターだらけ

2007-01-16 | つれづれ
「クロスロードギターフェスティバル」なるDVDを借りたままずっと
見ていなかったので昨日・一昨日と見てみた。
DVDで2枚組なのと、この手のチャリティーはかなりつまらないも
のが多いので後回しにしていたのだ。
ところが、これ結構いい内容だった。
オムニバス形式のライブアルバムとしてもいい出来。
俺がもっとも注目するバックミュージシャンもこれ凄いぞ。
エリック・クラプトンバンドは長いこと一緒にやってきたいつもの
メンバー。何故かエリックさんは自分のツアーよりもリラックスし
てしかも気合の入った歌にソロを連発している。
ひとつびっくりしたのはネイザン・イーストのベース。ライブを見に
いくとどの会場でもベースの輪郭がぼやけてラインが見えなかった
のだがDVDで聴いてやっとわかった。
音数が少ない。もうちょっと弾けよって感じ。
でも、必要ないのだろうな。
特筆はヴィンス・ギル。アメリカカントリーミュージック界の現在の
第一人者。歌は当然ながらにうまいがギターがまたうまい。
ひょっとバックを見るとカントリーのバンドに黒人べーシストがいる。
ウィリー・ウィークスじゃん。こんなところで仕事やってたんだ。
何しろカントリー界は日本じゃ馴染みが薄いからねぇ。
知らなかった。
ソロのドイル・ブラムホールIIの映像は始めて見たけど、クラプトン
さんのバックでやってるのはあくまでもサイドギタリストとして演奏
してるのがよくわかる。かなりよいギターを弾くのだ。
ラリー・カールトンも出てくる。スティーリー・ダンの曲「Josie」のイン
トロをおもむろに弾き始めるのだが、これがレコードのまんま。
プチ感動。
スティーブ・ヴァイで大笑いして、ジョー・ウォルシュのMCににやりと
させられる。ジョー・ウォルシュのバックはほとんどMG'Sだ。おいしい。
スティーブ・ヴァイのところのベースはビリー・シーンだったな。
ギター持ってるやつが全員スタントマンだ。アクロバットな演奏。
トリは粋なはからいで乙乙トップ。このライブを見るとなんでアメリカ
であんなに人気があるのかよくわかる。ステージングが小粋で茶目
っ気があってエンターテイメントに徹しているのだ。でも演奏は完璧。
このままMTVのビデオにしてもいいくらいだ。
文句なくかっこいい。なんで日本に来ないのだろう。
所々に出てくるよれよれのじいさんが弾き語り始めるブルーズや立
派な体格のカントリーミュージシャン、ロバート・ランドルフみたいな
ラップスティールを弾きまくるミュージシャンを見てやはりアメリカの
音楽界は奥が深いことを実感させられる。

最近はもっぱらCDではなくDVDを買うことが多い今日この頃。

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2 コメント

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ヴァイ (ZZ)
2007-01-16 20:52:01
あの中でのスティーブ・ヴァイは異色で面白いですよね。G3のツアーなんかじゃ普通にやってることなんでしょうけど、年寄りブルースマンだらけの中で笑わせてくれます。



で、最後のバンドの来日は、現在とあるプロモーターさんが奮闘中です。う~ん、今年かなぁ? どうかなぁ?
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うん (※さん)
2007-01-16 23:14:56
ぜひとも見てみたいバンドのひとつです。
一緒に行きませう。
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