無題放免

バンドやってます。

A TRIBUTE To....

2007-08-25 | つれづれ
トリビュート・アルバムとは、

ある特定の音楽家に対し,尊敬や賞賛の意をこめてつくられたアルバム。
CD・レコード等。
複数の音楽家によるカバー曲を集めた形式であることが多い。

決して、お亡くなりになられた方の追悼盤というわけではないらしい。

MAMARIAのギタリストさとしから「ブルース・サラセノって知ってる?」という
内容のメールがきた。後から聞いたら酔っ払ってなんとなくメールしたみた
いだったらしいが。    

をいをい。

聞いたことあるような無いような名前だったので検索してみた。
結果、テクニカル早弾き系メタルセッションギタリストでよいのか?
あのポイズンにも後任ギタリストとして参加してるぞ。

なんだか、素性のよくわからん人だ。ギターアンプもプロデュースしてるし。

そんな検索結果の中に「TRIBUTE TO VAN HALEN 2000」つうCDがあった。

その道の猛者が集まってVAN HALENの曲をカバーするという企画アルバム。
今まで知りませんでした、こんなのあるなんて。

その猛者たちなるや凄いメンツ。凄いねシュラプネル(2)って。

そして俺の聴き方はメンツ買い。いつもこの手の企画ものは買わないのだが
しかもメタル系のアーティストばっかだからなおさら。
でも、このアルバムの参加メンバーにはちょっとそそられたのでamazonで思
わず注文してみた。ちなみに日本版は廃盤。

俺の聞きどころとしてNo,1 Favorite BassistのTim Bogart氏(1)が参加してる
「I'm The One」と「Atomic Punk」に「Running With The Devil」。
ハードブギーを弾かせると史上最高のベースを弾くTim Bogert氏のプレイ。
昔ほどブリブリの音をだしているわけではないが、あのスピードでグルーヴ
ィーのドライブするベースプレイは健在。
はい、これで満足。
はい、終わり。














いやいや、他にも聴きどころいっぱい。
KING'Xのボーカルにイングヴェイ・○蒸すティーン、ビリー・シーンにヴィニー
・カリウタ(!)なんちゅうメンバーでVAN HALENの曲をやるなんて誰が想像した
でしょうか。それも「Light Up The Sky」なんてマニア向けの曲。
でも、あんまり面白くなかた。
聴きどころはドラムとベースのインタープレイか?

変りどころではネルソン(!)兄弟にアルバート・リー、トニー・レヴィンにエイン
ズレイ・ダンバーちゅうなんでこんな人選になったのかわからんメンバーでの
「(Oh!)Pretty Woman」
一番の聴き所かもしれん。
ボーカリストではジョー・リン・ターナーの「Dance The Night Away」は選曲が
ばっちり。

80年代早弾きメタル系ギタリストにとってエディ・ヴァン・ヘイレンは特別な
存在なのだろう。
完コピ率がかなり高い。1曲目で弾いてるザッパの息子のギタープレイはほ
ぼ完全コピー。拍手もの。でも、ちょっとニュアンスが違うのだな。

それなりに実績のあるギタリストはソロだけでも自分色をだそうとしてますが
やめたほうがよかったのかもしれない。
VAN HALENの曲はギターソロまで曲の重要な一部分であるから違うソロだ
ともの凄い違和感がある。

中には完コピしているのだけどリズム感が違うから別のリフに聞こえたりとか
よく聞くと完コピなのだがニュアンスが違うので別のフレーズに聞こえたりと
かけっこう面白い。まぁ、それがオリジナリティなんだろうけど。

気づいたけどこのアルバムの曲、全部デブロス(3)時代の曲ばっかりだ。
やっぱりVAN HALENはこの頃だな。
アメリカ西海岸あほバカ脳天気、朝までパーティー野郎のデブロス在籍時の
VAN HALENね。
とにかく、ギターの音にしびれたぜにやったもんだった。(死語)
アンプで歪ませたギターサウンドの極み。テクニックがどうのこうの言う前に
まず、この音ありきだもんね。



★中に1枚だけ関係のない画像があります。意味は無いです。

当時のインタビューでもギタープレイは二の次で、いい曲を作りたいとエディ
さんは言ってたっけ。だから、平気でキーボード主体の曲も作ってしまう。
でも、ギターはその時代のギタリスト全員を驚愕させた。みたいな。
デブロスより歌唱力がある寒ー・兵がーが入った後は複雑でメロディー重視の
曲ばっかりだったせいか初期のいいところはなくなったように見える。
曲としての完成度は段違いに高いけどね。

来日したら見に行くんだろうなぁ。来日公演を見るの30年ぶりか。。。。。。。


きゃあ=




注)
(1)バニラ・ファッジ、ベック・ボガート&アピス、カクタスのべーシスト。
  プレベをでっかいアンプに突っ込みナチュラルオーバードライブしたブリブリ
  の音で個性的なフレーズを弾きたおす。
(2)マイク・バーニーちゅう数寄者がたちあげたレーベル。とにかく、テクニカル
  ハイスピードメタル系のギタリストを揃えまくった。今は知らん。
(3)デヴィッド・リー・ロス。VAN HALENのオリジナルボーカリスト。
  全盛時にソロを出し売れたので勘違いしVAN HALENを脱退しソロに。
  アルバム2枚をだすもその後、超低迷。今回の再結成はデブロスエイドか?

最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
もってたのにー (megajoecool)
2007-08-25 11:55:13
オイラはパナマがすきでした。
VHはFair Warningが一番好きです、アルバムとしては。あの一局目はロックソングの中でも一番好きかも。
返信する
Unknown (JJ-4)
2007-08-25 12:32:14
VHは1STが一番好きです。
最近のデイブ再加入は楽しみなんですが、ベストアルバム出した時みたいに、オリジナルアルバム出す前に離脱、なんてこともありそうなのでぬか喜びにならないように静観してます。

あ、このトリビュートアルバム、日本版持ってます。
返信する
実は (JC)
2007-08-25 12:41:38
初めてデイヴリーロスバンドを聞いた時、
あっ! て思ったのを今でも覚えています。

自分にとっては、
寒~塀が~さんは薄いのであります。
↑ごめんなさい。

やはり、ケツが出てるぐらいじゃ無いと・・・

※さん似合いそう!
↑デイヴリーロスルック。
返信する
俺は ()
2007-08-25 13:19:54
西海岸の脳天気野郎か?
返信する
世帯主 (EDKIM)
2007-08-25 17:31:40
Joeはそれにドイツと水戸がはいってます。
返信する
そりゃ ()
2007-08-25 21:13:48
最強だっ
返信する
VHって (mor)
2007-08-27 09:48:21
あまし聴かなかったんよなぁ。
まぁ世代だから、ナンボかは聴いたけど。
嫌いじゃなかったけど。

自分的には。

リリガミッ。
リリガミッ。
リリガミッ。

で終始した感がある。
返信する
タイミングかな ()
2007-08-27 11:02:14
同時期にパンクも流行っていてピストルズなどイギリス系を聴いてる奴と
ヴァンヘイレンなどのアメリカ系聴いてる奴とビートルズとかの古いラケンロー聴いてる奴。
古いラケンローはCAROLも含むぞ。我らがえいちゃん。C・YAZAWA。
返信する
あぁ~ (k_ta)
2007-08-27 11:40:25
思い出した。
高校の頃、友人(?)に勧められたのは、
TENSAW,ARB,MOD'S,RC SUCCESSION,P-model,アナーキー・・・・ほーがくばっかだったなぁ

そうだよな※

誰がカバもあったな
返信する
ピストルズ ()
2007-08-27 13:10:31
ヴァンヘイレンは厨房の頃。

高校生の時はJ-POPなんて言葉がないころの日本のロックを
よく聴いていたっけね。
中でもRCは特別な存在。
ロックンロールとソウルとR&Bを教えてくれた。
返信する

コメントを投稿