無題放免

バンドやってます。

ACHILLES LAST STAND

2006-05-02 | つれづれ
最近ネタもなくなってきたんで影響を受けた曲なぞをだらだらと。

LED ZEPPELIN「PRESENCE」の「ACHILLES LAST STAND」
邦題は「アキレス最後の戦い」
直訳じゃん。
この曲はLED ZEPPELINのはたまたJIMMY PAGEさんの最高傑作ではないかと思っておりますです(私見)。
ギラギラしたエレキギターのアルペジオで始まり、JOHN BOHNAMの全編ドライブしまくるドラム、どんどん展開して行く曲構成。ひとつのリフが何葉にも膨らんでいきすべてのリフが有機的につながっている。そして、またイントロのアルペジオで終わるというロックギター組曲。
聴いて終わってふと気づくと歌のメロディーにいわゆるサビがないのだ。しいていうなら「あ~あ~あ~あ~、あ~あああ~」とうなっているところか。曲自体の盛り上げはすべてギターが行っている。歌詞は分析したことはないが、ギリシャ神話からの題材なのだろう。ちょっと調べてみるとアキレス(アキレウス)はギリシャ神話の駿足の軍神で、ホメロスの「イリアス」の中心人物。トロイア戦争におけるギリシア軍随一の英雄だそうな。アキレス最後の戦いとはこの英雄となった「イリアス」の後の戦争で、この曲は仇にアキレス腱を射られてながら奮戦し死んでいく様を描いたものだろうか。英語読めんからわからん。

薀蓄→すねの裏の腱をアキレス腱というのはここからきたらしいです。
イギリスのバンドはプログレは言うに及ばずこういう題材が好きみたいです。我が敬愛するERIC CLAPTONさんの「いとしのレイラ」もエジプトかどっかの古い物語からとっているし、CREAMの曲「英雄ユリシーズ」も同じホメロスの物語にでてくる英雄だ。もっとも「ユリシーズ」というこのホメロスの物語をパロッた小説もイギリスにはあるのでどっちかはわからないけど。要するに日本だと「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」ってところか。違うか。
ベンベン。
長々と書いてしまったがLED ZEPPELINの曲の作り方というのはJIMMYさんが曲のリフを作ってきてそれからPLANTさんがイメージし詩を書き上げそれをJHON PAUL JONESがアレンジしJOHN BOHNAMがどかどかと叩きまくるという役割分担。言われつくしたことだけどこの4人でないとこうはならないのだ。
こんな曲を作りたいなどと常々思っているのだが、こりゃあ無理に決まっている。そもそもこんなメンバーが揃うわけもなく、その前にそんな才能は俺にはありゃしない。とほほ。
だから、ぱくってやる。いやいや。
この前、HMVの視聴コーナーでたまたまB'Zのニューシングルがでていたので聴いてみた。ミディアムテンポの普通だったら売れなさそうな地味な曲なのだがついつい習性でベースを聴くと、これが「ホテルカリフォルニア」なのだ。リズムアレンジがレゲエではないので気づきにくいがベースだけ取出すとこれまんまホテカルだ。これパクリといったら問題がありそうなのでシャレと理解しておこう。どう計算しているのかはわかりませんが。結構悪ノリしてベースラインを作ったのか知らん。「ええ、ホテカルのベースをサンプリングしますた。」みたいな。じゃなかったら犯罪だ。そういやこいつら初期の曲「バッド・コミュニケーション」でも思いっきりLED ZEPPELINの「TLAMPLED UNDER FOOT」からぱくっているし、その他の曲もパクリの目白押しだ。
目白押しって何だ?

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2 コメント

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犯罪になるラインって (mor)
2006-05-02 17:08:25
結構、あいまい。

B某の松本某がTM某でやってた頃、小室某がンな事言ってた。



アキレス最後の戦いは、同居人が大好き。



プゥ~シュ!

プゥ~シュ!

マァ~!

マァ~!



確かに、真似しようと思ってできるモンじゃない。
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犯罪ちゅうか (※さん)
2006-05-02 18:40:25
ジャスラックが来ちゃう。

クリスマスの時期になると街中で流れているクリスマスソングに対しても奴らはやってくる。

その対策にメロディの半分だけ使ってオリジナルを作って流しているところもある。4小節の中で2小節くらいまでなら盗作、著作権に触れないらしい。

曖昧な日本の私達。
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