無題放免

バンドやってます。

古り~

2006-12-11 | つれづれ
Free ForeverなるDVDを購入。
いつも通り、Tower Recordsでその他2枚とまとめて計3枚を買いました。
FreeのDVDは2枚組なので、計4枚か。
かなり見ごたえのある映像量です。3セットも買うと。
他に買ったものはおいおいこの場で。

演奏しているFreeの映像は殆ど見たことがなかったので新鮮だ。

最初に目についたのが、サイモン・カーク。腕が太い。ドラムキットが華奢
に見える。実際、スタンド類は細いけど。
Freeの曲はドラム始まりが多い。特に有名2曲「Alright Now」「Mr.Big」が
そうだからか。
そして、殆ど同じパターンで同じテンポ。ひたすら。ハットは4つ打ち。
それも頭の後ろからスティックを振り下ろす。あの太い腕で。
さらにドラムを顔で叩く。いやいや、叩く時の表情が凄いのだ。ドラムが可
哀想。叩くのもなんだかとっても大変そう。「Mr.Big」を叩き終わった後など
肩で息をしている。
この当時のPA事情は今と比べればそれは貧弱なものだったのだろう。
映像を見てもわかる。アンプの山に囲まれあんだけの聴衆の中、ほとんど
マイクの立っていないドラムセットを叩くのはこれはもう体力しかないだろう。
実際、スタジオライブみたいな場面ではそれほど渾身の力をこめて叩いて
いないし。
あの頃のロックドラマーはでかい音でドラムキットを鳴らしてなんぼだったの
だろう。ギターアンプ・ベースアンプを見ればほとんどPAがわりに壁みたい
にそびえておりボーカルはボーカルアンプ。ドラムだけ生音。
そりゃあ、無理だ。

その横で控えめに細い体でにこにこといういでたちとは裏腹にぶっとい音を
ぶつぶつと弾くアンディ・フレイザー。
まだ20歳くらい?でもこのバンドのグルーブの元はこの人だというのがよく
わかる。こんなにすかすかにベースを弾いていても存在感は凄い。
俺には到底まねはできん。隙間って怖いもんね。どうしても埋めたくなって
しまうま。

むやみに毛深いポール・ロジャース。特に顔。まゆげが1本、それも顔のはじ
からはじまで。極太の筆で1本書きにしたみたいに太い眉毛が1本。
おもろい。

やたらとちっちゃいポール・コゾフ。レスポールが巨大なギターに見える。
手も女の子みたいでかわいい。そして、ブルーズギターとはお顔で表現する
ものだというお手本。なにもそんなに怖い顔で威嚇しなくてもいいという気も
する。

ベースのアンディ・フレイザーを除きみなアクション・表情がオーバーだ。
ハイハット叩くにしても、リズムギターを弾くにしてもすべて手を振りおろす
感じ。ポール・ロジャースのマイクスタンドアクションも意味がなくてよい。
ロックバンドのステージングの見本だ。間違いない。

このDVD総じて音が良い。なんでだろう。マスタリングやらなんやらで相当
音を良くしてるのだろう。
特にドイツのTV番組「Beat Club」の映像と音が良い。これだけでも見ものだ。
ワイト島のコンサート映像は、結局3曲しか見ることができないみたいだ。
4曲目「クロスロード」(!)のイントロが始まるときに映像クルーが終了みたいな
サインを出して終わる。「Mr.Big」の映像に至ってはベースソロが始まるとカメ
ラがトラぶったらしく音だけ残してライブ会場の映像に替わる。
一番見たかったのに。。。。
一番面白かったのは「ウィッシング・ウェル」のプロモビデモ。
初期のMTV用か?ストーリーがわけわからん。絶対に歌詞とリンクはしてな
いはず。絶対にもてそうにない男が出てきて女と絡みまくり、その元彼女らし
いヒロインがなぜかでっかいトラックを運転している「どうして?」ちゅう内容。

ファンは見るべし。

しっかし、ポール・ロジャースは素晴らしいロックボーカリストだ。

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2 コメント

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おおおぉっ (SIN)
2006-12-11 18:16:01
私も古りぃには一時期ハマったことがあるよ。
すぐにGFRに取って代わられたがな。
やっぱ、ギター弾きはポールコゾフのあの妙なビブラートに一度は興味を持つんだなぁ。
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初カキコ? (モーニングエレクト)
2006-12-12 01:39:20
フレイザーちゃん 大好き
なぜか 僕のなかでは山内テツと重なります

フレイザーちゃんエイズで闘病中らしいですね・・・・・

今日は八王子でライブでした 実家用があるんで行けませんが
横浜頑張ってください
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