今回は「地底の世界」をテーマに描いた想定デッサン。
通常の静物デッサンとは違って目の前にモチーフはないので、その選択から構成、展開まで自ら設定しなければなりません。
無論、本人のイメージが直接画面に現れるので、引き出しの数や柔軟性が少ないとなかなか手が進まず、どのようにしていいかもわからない状態に。
空想の世界ですから正解もなく自由なんですが、どこに着眼点をもってくるかで表現の幅も変わってきます。
巨大な結晶で埋め尽くされたクリスタルの洞窟をベースに、受け手側に想像させる余地を残したり、ディテールにまでこだわって描く力も備わってきていますが、実際には存在しないモノを可視化していくとなると、洞窟やクリスタルといったワードからの発展、またそこからくるイメージをどう組み合わせて効果的な画面にするかなど「どう描きたいか」という部分が大切です。
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