当工房の卒業生から嬉しい報告がありました。
2024 ジャパン・ケーキショー東京の国内産米粉を使った焼き菓子部門で農林水産大臣賞を受賞したとのこと。
今は東京のパティスリーで日々腕を磨いているパティシエですが、当工房に通っていた頃から将来を見据えたキャリアビジョンに、自分に何が必要かを俯瞰して捉えた上で、行動計画を立てる生徒でした。
当工房は絵画教室なんですが「絵の上手な描き方」や「簡単に上達させる方法」に重きを置いていません。
今後AIがより発展していく社会において、もっともっと他に大切で重要なことがあると思っています。
みなさん、どうですか。
大人になって絵は描かなくても、アイデアを求められたり、状況を改善するための策を練ったり、オリジナリティをどう出すか悩んだり、柔軟性や共感力があれば問題を打開できたり・・・
今回の卒業生ともそこをメインにした“楽しいお話会(世間でいうレッスン)”をよくしていました。
その道へ進み、何度も何度も失敗をしては試作を重ね、社会にも揉まれ、毎日辛くてイチゴを泣きながらカットしていた・・・その表には出ない懸命な努力はいつか自分を支えてくれる軸になると思います。
「もうそんな悲しいイチゴでケーキは作りたくないんです」と言った言葉が印象的でした。
がんばれ!若人!←古い(笑)
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