よしろ日記

囲碁ファン「よしろー」による中国・韓国の囲碁情報や国際戦の情報などなど。

KBリーグ途中経過

2023-02-27 22:47:58 | 韓国KBリーグ



昨日のKBリーグで福岡航太朗四段がやってくれました!!

韓国ランキング4位の姜東潤九段に勝利!!

姜東潤九段といえば記憶に新しい農心杯において范廷鈺九段、芝野虎丸九段、柁嘉熹九段、余正麒八段に4連勝して韓国チームの優勝に貢献。また、先週のKBリーグでは申眞諝九段に勝利と、近況絶好調だった相手でしたからね!

対局中の動きなどで韓国ファンに大人気の福岡四段でしたが、さすがに昨日の勝利は韓国でも衝撃だったみたいです。

今後も期待大ですね☆彡

【これまでの結果と今後の予定】

①1月6日手談リーグ第1R             2-3正官庄天鹿
②1月15日インターリーグ第1R 1-3セルトリオン
③1月20日手談リーグ第2R   1-3 蔚山高麗亜鉛
④1月27日手談リーグ第3R         0-4囲碁メッカ議政府
⑤1月29日インターリーグ第2R  1-3ポスコケミカル
⑥2月17日手談リーグ第4R   1-3WONIK
⑦2月26日インターリーグ第3R    1-3韓国物価情報

⑧3月3日(金)手談リーグ第5R 秀麗陜川



日本棋院 VS 秀麗陜川

関航太郎九段 vs 許映皓九段
平田智也八段 vs 朴廷桓九段
広瀬優一七段 vs 朴永訓九段
福岡航太朗四段 vs 朴鐘勳六段



⑨3月10日(金)手談リーグ第6R   正官庄天鹿
⑩3月19日(日)インターリーグ第4R    Kixx
⑪3月24日(金)手談リーグ第7R   蔚山高麗亜鉛
⑫4月2日(日)インターリーグ第5R Com2uS Tyjem
⑬4月7日(金)手談リーグ第8R   囲碁メッカ議政府
⑭4月21日(金)手談リーグ第9R   WONIK
⑮4月30日(日)インターリーグ第6R 宝島精鋭隊
⑯5月5日(金)手談リーグ第10R   秀麗陜川


今週は朴廷桓九段、そして来週10日はついに申眞諝九段と対戦です!!

日本棋院チームは未勝利ですが、まだまだ折り返し地点。

まずはチームの初勝利目指して頑張ってほしいです。

順位表(2月終了時点)

手談リーグ(7試合終了)

①WONIK         6勝1敗 勝ち点17
②秀麗陜川          4勝3敗 勝ち点13
③蔚山高麗亜鉛     4勝3敗 勝ち点12
④正官庄天鹿                  5勝2敗 勝ち点11
⑤ 囲碁メッカ議政府       2勝5敗 勝ち点10
日本棋院         0勝7敗 勝ち点1

爛柯リーグ(8試合終了)

①韓国物価情報    5勝3敗 勝ち点16
②セルトリオン    5勝3敗 勝ち点14 
③ポスコケミカル   4勝4敗 勝ち点13
④Com2uS Tyjem     4勝4敗   勝ち点11
⑤Kixx         4勝4敗   勝ち点10
⑥宝島精鋭隊     2勝6敗 勝ち点 7

申眞諝九段が所属するKixxがここまで苦戦しているのが団体戦の面白いところですね!

韓国KBリーグ日本棋院チーム応援サイトもありますので、是非こちらもチェックしてください!

 

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韓国KBリーグ、日本棋院チームいよいよ出陣!!

2023-01-05 20:42:16 | 韓国KBリーグ

2022-2023韓国KBリーグ、いよいよ日本棋院チームが6日(金)初戦を迎えます。





まずは6日の対戦は

日本棋院 VS 正官庄天鹿

①酒井佑規三段 vs 洪性志九段(40分+20秒追加)
②小池芳弘七段 vs 卞相壹九段(20分+20秒追加)
③関航太郞九段 vs 金庭賢八段   〃
④広瀬優一六段 vs 權孝珍四段   〃

①が持ち時間40分、1手打つごとに20秒追加のフィッシャー方式、残り3局は20分+追加20秒です。
もし5局目があれば持ち時間1分+追加20秒の超早碁です。

まず①と②が19時に対局開始。20時30分に③と④が始まります。
4局終わって2-2の場合のみ5局目が行われます。
5局目が始まるのはだいたい22時以降、遅いときは23時を過ぎるときもあります。

日本棋院チームの対戦予定
(2月以降は詳しい日時は未発表)

①6日(金)手段リーグ第1R             正官庄天鹿
②15日(日)インターリーグ第1R セルトリオン(金明訓九段)
③20日(金)手段リーグ第2R    蔚山高麗亜鉛(申旻埈九段、崔精九段
④27日(金)手段リーグ第3R         囲碁メッカ議政府(金志錫九段
⑤29日(日)インターリーグ第2R  ポスコケミカル(元晟溱九段)

2月以降
⑥手段リーグ第4R   WONIK(李志賢九段)
⑦インターリーグ第3R    韓国物価情報(姜東潤九段)
⑧手段リーグ第5R   秀麗陜川(朴廷桓九段)
⑨インターリーグ第4R    Kixx(申眞諝九段)
⑩手段リーグ第6R           正官庄天鹿
⑪手段リーグ第7R   蔚山高麗亜鉛
⑫インターリーグ第5R Com2uS Tyjem(安成浚九段)
⑬手段リーグ第8R   囲碁メッカ議政府
⑭手段リーグ第9R   WONIK
⑮インターリーグ第6R 宝島精鋭隊(許皓鋐九段)
⑯手段リーグ第10R   秀麗陜川

日本棋院チームの場合、手合の関係で手段リーグは金曜日固定にしていただいてるようです。インターリーグは土曜か日曜です。手段リーグとインターリーグは多少前後する場合あります。

全部で16戦、ハードスケジュールですが、頑張ってほしいと思います。


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2022-2023KBリーグ選手名鑑その②(爛柯リーグ)

2023-01-02 16:00:00 | 韓国KBリーグ

2022-2023 KB国民銀行韓国囲碁リーグ 選手名鑑その②

韓国の選手には2022年12月時点のランキング(100位以内)も付けておきますので参考にしてください。

今回はナンガ(爛柯)リーグを紹介します。別リーグですが、日本棋院チームとインターリーグで対戦あります。

【ナンガ(爛柯)リーグ】



「宝島精鋭隊」(初参加)

台湾棋院から参加。日本棋院チームがナショナルチームの若手棋士中心なのに対し、こちらは台湾のトップ棋士が集結。エースは甲級リーガーで現在国内八冠の許皓鋐九段。ナンガ(爛柯)リーグの台風の目になりそうです。

 1 許皓鋐九段
 2 王元均九段
 3 林君諺九段
 4 頼均輔八段
 5 陳祈睿七段
 6 林立祥九段
 7 簡靖庭六段
 8 徐靖恩四段

「Kixx」
昨シーズン4位。昨シーズン個人16戦全勝のシンジンソ九段が加入し、一気に優勝候補へ。団体戦で絶対的エースが1人いるだけで安心感違いますよね。

 1 申眞諝(シンジンソ)九段    1位
 2 朴진솔(パクジンソル)九段  18位
 3 金昇宰(キムスンジェ)九段  28位
 4 白現宇(ぺクヒョンウ)四段  47位
 5 金昌勳(キムチャンフン)六段 55位

 フューチャーズリーグ
 1 朴材根(パクジェグン)五段  68位
 2 林進煜(イムジンイク)三段  93位
 3 金宣圻(キムソンギ)四段 

「セルトリオン」
昨シーズンはレギュラーシーズン6位ながら、ポストシーズンで快進撃を続けチャンピオン決定戦まで進出。昨シーズンまで3年在籍していたシンジンソ九段が抜けてガラリと変わりました。今季は世界戦でも大活躍中のキムミョンフン九段がチームをけん引します。

 1 金明訓(キムミョンフン)九段  7位
 2 崔哲瀚(チェチョルハン)九段 23位
 3 沈載益(シムジェイク)六段  31位
 4 尹燦熙(ユンチャンヒ)四段  41位
 5 宋圭相(ソンギュサン)六段  40位

 フューチャーズリーグ
 1 崔顯宰(チェヒョンジェ)四段 78位
 2 金相天(キムサンチョン)五段
 3 曺承亞(チョスンア)五段

「韓国物価情報」
昨シーズン9位。昨年勝ちまくってランキングを爆上げしたカンドンユン九段は今ではランキング4位です。この前の農心杯でも大活躍しましたね。九段を4人揃えて最下位からの巻き返しを図ります。
 
 1 姜東潤(カンドンユン)九段   4位
 2 韓昇周(ハンスンジュ)九段  14位
 3 姜昇旼(カンスンミン)八段  43位
 4 趙漢乘(チョハンスン)九段  25位
 5 陳時暎(チンシヨン)九段   42位

 フューチャーズリーグ
 1 魏太雄(ウィテウン)五段   55位
 2 崔原進(キムユンテ)初段  
 3 劉栽豪(ユジェホ)七段

「ポスコケミカル」
昨シーズンは2位。1位と同率ながら直接対決の結果で2位でした。ウォンソンジン九段は2年前のKBリーグで個人14戦全勝しMVP獲得、話題となりました。

 1 元晟溱(ウォンソンジン)九段  10位
 2 朴珉奎(パクミンギュ)八段   13位
 3 韓友賑(ハンウジン)五段    51位
 4 姜儒澤(カンユテク)九段    37位
 5 韓尙勳(ハンサンフン)九段   27位

 フューチャーズリーグ
 1 朴只玹(パクジヒョン)三段    84位
 2 玄釉斌(ヒョンユビン)五段    72位
 3 崔基勳(チェギフン)七段     95位

「Com2uS Tygem」
昨シーズン3位。2位指名のパクコンホ六段は今では韓国ランキングベスト10の常連です。アンソンジュン九段との2トップで上位を狙います。

 1 安成浚(アンソンジュン)九段 11位
 2 朴鍵昊(パクコンホ)六段         8位
 3 安国鉉(アングクヒョン)九段 38位
 4 崔宰榮(チェジェヨン)六段  36位
 5 金炯佑(キムヒョンウ)九段     52位

 フューチャーズリーグ
 1 金世炫(キムセヒョン)三段  67位
 2 呉秉祐(オビョンウ)五段        98位
 3 宋相勳(ソンサンフン)五段


以上で終わります。韓国女子囲碁リーグや、甲級リーグ、女子甲級リーグでもこういった選手名鑑作る予定です。

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2022-2023KBリーグ選手名鑑その①(手談リーグ)

2023-01-01 17:10:46 | 韓国KBリーグ

2022-2023 KB国民銀行韓国囲碁リーグ 選手名鑑その①

韓国の選手には2022年12月時点のランキング(100位以内)も付けておきますので参考にしてください。


【スダム(手談)リーグ】

まずは日本棋院チームが所属する「スダム(手段)リーグ」から紹介します。

「日本棋院」(初参加)

我らが日本棋院チーム。韓国のトップ棋士相手にどこまでやれるか本当に楽しみです!

 1 関航太郎九段
 2 平田智也七段
 3 大西竜平七段
 4 小池芳弘七段
 5 広瀬優一六段
 6 張瑞傑五段
 7 酒井佑規三段
 8 福岡航太朗三段

「秀麗陜川(ハプチョン)」
昨シーズンの優勝チーム。何と言ってもパクジョンファン九段ですね!!

 1 朴廷桓(パクジョンファン)九段 3位
 2 朴永訓(パクヨンフン)九段  21位
 3 金眞輝(キムジンヒ)六段   30位
 4 朴鐘勳(パクジョンフン)六段 20位
 5 許映皓(ホヨンホ)九段    65位

 ヒューチャーズリーグ
 1 兪旿成(ユオソン)七段  58位
 2 金希洙(キムヒス)三段  80位
 3 康知範(カンジボム)三段 

「正官庄天鹿」
昨シーズンは7位。パクジョンファン九段を抜いて現在韓国ランキング2位のビョンサンイル九段がいます。クォンヒョジン四段は昨年の三星火災杯で仲邑菫三段と対戦し、仲邑菫三段が勝利しました。

 1 卞相壹(ビョンサンイル)九段 2位
 2 洪性志(ホンソンジ)九段   19位
 3 金庭賢(キムジョンヒョン八段)43位
 4 權孝珍(クォンヒョジン)四段 59位
 5 許榮珞(ホヨンラク)三段   57位

 ヒューチャーズリーグ
 1 李沇(イヨン)四段    100位
 2 金昇珍(キムスンジン)二段
 3 崔正冠(チェジョングァン)初段

「高麗亜鉛」(初参加)
シンミンジュン九段と、KBリーグ紅一点のチェジョン九段の2枚看板が魅力。初参加のチームながら十分上位を狙える戦力です。
 
 1 申旻埈(シンミンジュン)九段 5位
 2 崔精(チェジョン)九段    17位
 3 洪茂鎭(ホンムジン)六段   28位
 4 尹畯相(ユンジュンサン)九段 46位
 5 朴炫洙(パクヒョンス)五段  54位

 ヒューチャーズリーグ
 1 韓雄奎(ハンウンギュ)八段  69位
 2 金玧台(キムユンテ)二段   88位
 3 金京垠(キムギョンウン)三段

「囲碁メッカ議政府」
昨シーズンは5位。キムジソク九段を筆頭にランキング20位以内を3人並べてかなり強力な布陣ですね。

 1 金志錫(キムジソク)九段    12位
 2 李元榮(イウォンヨン)九段   16位
 3 偰玹準(ソルヒョンジュン)八段 15位
 4 朴常鎭(パクサンジン)六段   33位
 5 文敏鍾(ムンミンジュン)六段  45位

 ヒューチャーズリーグ
 1 李元道(イウォンド)九段    63位
 2 全瑛圭(チョンヨンギュ)七段  
 3 李昊承(イホスン)五段     97位

「WONIK(ウォンイク)」(初参加)
初参加ながら、5人全員ランキング40位以内というのが不気味ですね。

 1 李志賢(イジヒョン)九段  24位
 2 李昌錫(イチャンソク)八段 22位
 3 李映九(イヨング)九段   26位
 4 宋知勳(ソンジフン)七段  35位
 5 韓相朝(ハンサンジョ)五段 38位

 ヒューチャーズリーグ
 1 金恩持(キムウンジ)五段  75位
 2 金彩瑛(キムチェヨン)七段 66位
 3 金成宰(キムソンジェ)二段


ナンガ(爛柯)リーグ次の機会に。

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2022-2023 KB国民銀行韓国囲碁リーグを10倍楽しむ!

2022-12-30 15:15:03 | 韓国KBリーグ

2022-2023KB国民銀行韓国囲碁リーグ(以下「KBリーグ」)が12月28日に開幕しました!

KBリーグは年末~翌年5月頃まで行われる団体戦で韓国の国内戦で最高峰の棋戦でもあります。昨年までは8~10チームの総当たり戦で行われてました。

今シーズンは昨シーズンまでと大きく様変わりしましたので、詳しく解説しようと思います。

①海外へ門戸開放

今季から海外チームの参加が可能になり、台湾から「宝島精鋭隊」、日本からは「日本棋院」チームが初参戦します。

「日本棋院」チームのメンバーは関航太郎九段、平田智也七段、大西竜平七段、小池芳弘七段、広瀬優一六段、補欠で張瑞傑五段、酒井佑規三段、福岡航太朗三段の8名です。楽しみですね!

②2リーグ制の実施

今季出場の12チームを6チームずつ分けて「スダム(手談)リーグ」と「ナンガ(爛柯)リーグ」の2リーグ制で行われます。レギュラーシーズンは同リーグのチームと10試合、別リーグとのインターリーグ6試合の計16試合で順位を競います。日本棋院チームはスダム(手談)リーグに所属しています。

レギュラーシーズンは正規リーグが水曜~金曜日、インターリーグ(交流戦)は土日に行われます。すべて19時対局開始、韓国囲碁TVで生中継されます。

③4対4

昨季まで5対5の団体戦でしたが、今季から4対4で行われ、2-2になった場合のみ5局目が行われます。第5局の選手はその日対局した選手の重複も可能ですが、1人6回までとなってます。

④勝ち点制の導入

今季から勝ち点制が導入されます。4-0、または3-1で勝利すると勝ち点3、2-2で5局目勝利で勝ち点2。2-2で5局目無勝負で勝ち点1.5、2-2で5局目負けなら勝ち点1、1-3または0-4で負けると勝ち点0です。

勝ち点の合計で順位を決定、同じなら勝利者数の合計で決めます。

各リーグ上位3チームがプレーオフ進出。2位と3位で三番勝負、勝てば1位と三番勝負でリーグ優勝チームを決定。両リーグの優勝チーム同士でチャンピオン決定戦三番勝負を行い、年間チャンピオンを決めます。

プレーオフは5対5で行われ、どちらかが3勝した時点で終わりです。

⑤フィッシャー方式

対局はすべてフィッシャー方式で行われます。持ち時間40分+追加20秒が1局と持ち時間20分+追加20秒の早碁が3局、第5局は持ち時間1分+追加20秒の超早碁です。

どうです?生まれ変わったKBリーグ。

対局が19時開始ですので、平日仕事の方もリアルタイムで応援できるのがいいですね!

Twitterと当ブログで随時発信していきますので、是非是非日本棋院チームの応援よろしくお願いします。



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