YOUのぐうたら日記 in 四国

最期かな?

祖父が危篤で入院したのが2月5日。
今日、病院に行くと祖父は眠ったまま。

金曜日、私は仕事だった。土曜日にはお見舞いがあって高松の病院へ。
旦那さんのいとこが肝臓癌の手術後に急変して集中治療室に。

遅くなったので祖父の病院には寄れなかったのだが、金曜日は意識があって比較的元気だったらしい。
ベッドの角度を少し起こしてもいたとも聞いた。
昏睡状態に入る前に、元気な時が一瞬あるとか。それが金曜日だったらしい。
土曜から昏睡状態になり、眠ったまま。
モルヒネの量も2から3に増えていたし、モニターのアラームが時々鳴るので見てみたら、RR impが8と低く、時々0になっていた。
尿も相変わらず出ていなくて、もう濃い茶色、土色というのか、鉄錆色というのか、とにかく汚い色だ。

RR imp は、respiration rate 1分あたりの呼吸数。
正常は10-14回程度で、8回以下は過少呼吸の24回以上は過呼吸。
それが0になってアラームが鳴るのだからそばにいても恐ろしい。

腕は浮腫んでぱんぱん。
それでも、孫に贈られた腕時計は入れられていた。祖父はこの腕時計をとにかく大切にしている。

母が、「昨日、冊子を借りたけど、返した。借りて読んでおいて」と言うので、また借りてきた。
「最後の時」の記載だった。
昏睡状態から死に至るまでの工程が記載されていた。

周りで家族が話している声を心地よく聞いています。
唇に水分を含んだ綿をあててあげるとか、お口のお掃除をしてあげるとさっぱり喜ばれます。
点滴の水分が患者さんにとって必要な場合と、逆に浮腫んでえらい場合があるので、調整します。
などいろいろ書かれていた。

母が「あなたは作家なのだから、冊子も読んで、祖父の状態も見ておいて、ちゃんと文章に残しておいて」と恐ろしいことを言う。
「小説を一本書いて、それをどこかの媒体に活字で発表したら、堂々と作家と名乗っていい」と、作家の佐々木先生がよく言われていた。
しかし、なかなか、自分で「作家」とは言えないよなぁ~。中央で賞でもいただいたら、堂々と作家と言えるのだろうが。
たしかに、祖母のことも、祖父のことも、いずれは小説に書いてみたいとは思っている。

あと数日か…。
母と叔父のお弁当作りも、もうメニューを考えるのに限界だ。
疲れと飽きがきた。
月曜、火曜と出る用事があるので、今日はカレーにした。
ごはん、サラダ、カレーと別々のタッパに詰めた。

明日は、coop委員のパーティー。
あさっては、うちの委員会の寄せ植え教室。役員なので行かないといけないが、もう、どこにいても気がかりで。

医師も驚くほどの生命力。
若い頃に長距離マラソンをしていたこともあって、心臓が強い。
1週間程度と思っていたらしいが、1カ月も頑張ってくれたのだから。
今週いっぱいもつか…。
苦しまずに、どうか眠るように安らかに逝って欲しいと願うだけだ。
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