睡眠不足

眠りに着いたのが１時過ぎくらいだろうか。
しばらくしたら、夢の中で救急車が近づいてくる。
眠い！　でも、救急隊の方が迎えに来たような気がして、現実に引き戻されていった。

時間は３時くらい。
２時間くらい眠ったのだろうか？
「大丈夫な？」
「痛いん？」
と、救急隊の男性が患者に声をかけていた。

隣のおばあちゃんだ。
２ヵ月前くらいから、もう３度も救急車に乗って運ばれている。
大丈夫かな？　とも思うが、夜中の３時に窓を開けて覗くわけにもいかず。

朝起きて、「夜中の救急車のおかげで、あれから目が覚めて大変だったわ。すっかり睡眠不足」と言うと、娘たちは「知らない、気持ちよく寝ていたから」という。
なんと幸せな…。
あれだけ大きな音で近づいてきたのに知らないのか…。
せめて夜中くらいは、車も走ってないのだから、主要道から中に入ったら音を消して走ってくるくらいの心配りが出来ないのかなと、あれから寝付けなかった私は、ちょっと恨めしく思う。