死因に関しての詳細は不明。
ただ、数年前から肺気腫になられ、腎臓透析もされていたので、その関係だろうとは思う。
知り合いで肺気腫の方がいたが、やっぱり急に悪化されて亡くなられた。
数年前には、最初の小説の師だった佐々木正夫先生が逝かれ、今度は今井泉先生。
もう、近い小説の師がいなくなった。
「今年は、賞に応募するんな? 生きている間に賞をとってよ」と、何回も言われていたのに。
文才がないので、喜ばせてあげることができなかった。
直木賞候補にも2度名前があがり、サントリーミステリー大賞もとられていた。
評などは厳しい先生であった。
気性も激しかったがさっぱりされ、それでも晩年は少し穏やかになられていた。
「YOUの紹介で、小説を書く側から教える講師の立場になって。ありがとう」と何度も言われた。
10年ほど前に、カルチャーセンターが文章教室の講師を探していて、今井先生を紹介させていただいたのが、教える側の最初だった。
それから私が新聞社のカルチャーセンターへも直接お願いに行き、最後は3カ所のカルチャーセンターの講師になられていた。
しかし、教える側じゃなく、書く側でずっといたかったのではないかと、私は内面を読み取っていた。
今となっては、知る由もないが。
栗林の葬祭場で、明日の夜がお通夜。
あさってが告別式だという。
私は、あさっては朝早くに滋賀、明々後日の日曜日は京都。
ご冥福をお祈りいたします。
安らかにお眠りになって。またいつか、お会いしましょう!
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