向島中央公園のハスが咲きました

向島は昔、巨椋池という大きな沼の中にありました。豊臣秀吉の伏見城の築城に伴う、宇治川の改修により、宇治川に堤防が築かれ、指月橋（現「観月橋」）がかけられ、向島は陸続きとなります。昭和期になると食糧（米）増産のため、巨椋池は干拓され現在のような農地に変わりました。
昔、巨椋池に沢山生育していた蓮を偲び、今年5月に公園の池に植えました。今年は、まだ花は見られないと思っていたところ、今月7日に最初の花が咲きました。また、昨日、二つ目の花が咲きました。（写真）
花を眺めて、巨椋池が今も残っていたら、この地の景色も今とはずいぶん違っていただろうと自然環境を守ることの大切さを考えています。

紅葉が始まりました

向島中央公園の木々も紅葉を始めました。酷暑で長い夏、そして、度々の台風被害とつづいた今年もようやく秋の訪れです。まず、トチの木の葉が黄色くなり、つづいて、アメリカフウが赤く紅葉を始めます。いろはモミジの紅葉は今しばらくです。コナラやクヌギのドングリは地面に落ち、葉もだいぶ茶黄色になってきました。今年も気持ちのよい秋は短いようです。冷たい北風が木々の葉っぱを落としてしまうのも、もう直ぐかも知れません。

ドングリが大きくなってきました。

　今年の夏は、厳しい暑さで８月の気温が３５度を超えた日が１６日もありました。最高気温が３９度と４０度に迫る暑さで来年の夏が恐ろしくなります。
　９月に入って、さすが最高気温も３２～３３度と暑さは緩みましたが、蒸し暑い日々が続いています。
　しかし、公園の木々は、この世な暑さにも負けず、太陽に青い葉っぱを広げています。コナラ、クヌギ、ウバメガシ、スダジイ、シラカシ、マテバシイなどのドングリ、トチの実もずい分大きくなってきました。地面に落ちたドングリを拾える頃になれば、秋も深まり、涼しくなっている・・・・・。

向島中央公園でホタル鑑賞会

６月１日（土）の夜、向島中央公園でホタル鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は、向島駅前まちづくり協議会、向島中央公園愛護協力会、愛隣館の共催によるもので、愛隣館にっこりフェスタの前夜祭として開催されました。
　当日は、２００名近い住民の方々が集まっていただきました。しかし、予想を超える参加者に、適切な開始時間の設定ができず、ホタルを放流する場所も投書考えていた場所を変更せざるを得ませんでした。お集まりいただいた皆さんに満足していただける状況にならず、準備したホタルにも申し訳なく思っています。来年は、今年の経験を生かし、意義のある鑑賞会にしたいと考えています。ホタルの自然発生には、時間がかかると思いますが、中央公園をきれいにしようネット（中央公園愛護協力会）は、息の長い公園の環境整備に努めたいと考えています。

暑い中、愛隣館の職員の方々が公園の小川の清掃をしてくださいました

　８月１日（水）午前９時から、愛隣館の職員の方々のご支援があり、公園の小川の清掃を行いました。朝から、太陽がギラギラ照る中、水の上に張ったまっ茶な藻の除去作業などをしました。当日は、小川の清掃箇所調査、清掃方法検討などを行い、今後、毎月第１水曜日の午前９時から１時間程度、小川を清掃することのお申し出をいただきました。よろしくお願いいたします。
　向島中央公園愛護協力会は２００８年２月に発足し、公園の美化とともに、公園の樹々を大切にし、野鳥やトンボ、蝶などが訪れる自然豊かな生態系を持つ公園になるように務めてきました。今回、愛隣館の職員の方々に小川の清掃へのご支援をいただけるようになったこの機会に、この公園の小川にメダカが泳ぎ、ホタルが舞うようにしたいという夢の実現のため具体的な活動を始めたいと思います。この実現のため、公園の現状と今後の活動予定を「向島中央公園の小川にメダカやホタルをのプロジェクト」内容を別に掲載します。皆様方のご協力をお願いいたします。

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梅雨の中のクチナシの白い花

　梅雨の季節、向島中央公園には、以前はたくさんのクチナシの樹がありました。今は本数は少なくなりましたが雨の日に公園を散歩するとどこからかクチナシの花の香りがしてきます。この時期にはアジサイの花もあれば梅雨の公園も楽しく歩くことができるのではないかと思っています。

向島中央公園の樹々も秋の準備を始めました

朝夕の空気が冷たく感じるようになってきました。公園の木々も夏の疲れを癒すように休息の準備を始めようとしているように見えます。
アメリカ楓の落葉が増えています。まだ、落ち葉は緑色を残していますが・・・。アキニレ、クヌギ、カツラ、ケヤキ、イロハモミジ、ヤマウルシ、ドウダンツツジ、トチノキなどのハッパも心なしか黄色みを増してきています。