名著で振り返る物理・数学

学生時代に読んだ本や、社会人になって読んだ名著を通して、物理・数学を振り返ります。

田崎:統計力学Ⅰ を読む [はじめに]

2022-01-18 20:16:12 | 日記

[なぜいま田崎か]

量子コンピューターの登場によって、物理界隈がなんとなく賑わってきた事もあって、過去に学んだ物理関連の知識を、もう一度棚卸しようと思った。正直統計力学までどうよ。とは思ったんだが、読んだ事はなかったし、なんとなく面白そうだったから。。。というしごく単純な理由で、読み始める事にした。田崎の統計力学は、有名な本なので、古本でも結構高い値段で売られて、なかなか買いずらい価格ではあったんだが、偶然にも半額以下で手に入った事も、この企画に影響を与えている。メルカリさんありがとう。

学生が読む訳では無いので、以下の点に注意する事にした。

1.全体の論理構成を理解する

 どういう風に統計力学が成り立っているのか全体の論理構成を理解する(細かい数式変形とか、あまり気にしないが、必要なところは適時書き出す)

2.どういうアイデアが使われいるかを理解する。

 扱われているのは、ごくごく基本的な問題ばかりであるが、その問題をどういう風にとらえて、定式化していって、問題を解いたのか?を重点的に見ていく。いわゆる統計力学的発想ってやつを、この本を通して振り返る事を主な目的とした。

 

 

 

 



コメントを投稿