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春の黄緑 秋の黄橙

「幻の彼女」 酒本歩先生

幻の彼女」 酒本歩先生 光文社

 

一気読みしてしまった。

巻末の参考文献を読む前に見てしまい

ある程度のそういう方向なのねと予測がついてしまった。

そうなるとこれは「伏線ね」と見えてくる。

そして、

作家先生が読者をミスリードさせようとしている箇所も

「バレてるよ」とツッコミ。

 

でもね。

借りた当初の目論見とは全然違う内容で

最後の方では

思わず「ウルウル」ってなってしまった。

そして、

途中の「幻の彼女」達のストーリー部分を読み返す。

 

「幻の彼女」達の気持ちがなんか判る。

(ここは重い。)

 

救いが無いような

救いが有ったような

こうしかないよな~。

 

ジワジワきます。

 

ここで公開されているあらすじを略するとこんな感じです。

『ドッグシッターの風太に以前交際していた彼女の訃報が届く、

そして、別の昔の彼女の事が気になり連絡を取ろうとするが、消息がつかめない。

付き合った三人の彼女の一切の痕跡が消えてしまっていた。』と言う物です。

 

「ウルウル」系が好きな方にはおすすめです。

 

最後に見出し画像にしたお花です。

本文とは無関係です。

 

今日も読んでいただき

ありがとうございました。

(^0_0^)

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