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題詠blog2009:071~075

2009-11-19 22:56:15 | 日記
071「痩」  秋野原 痩せた紺菊 手折る君 深き空ごと 拐っていくね  072「瀬戸」 瀬戸際を はらりと抜けて 何事も 無いよな笑みの 夕陽の赤く                                    073「マスク」 物言わぬ ツタンカーメン うら若き マスクの君の 恋を訊かせて                                  074「肩」  背を向けた 肩越し青き 下弦の月 君に絡まり 触れもさせず に                                   075「おまけ」 ポケットに 飛び込んできた 冷たい手 おまけのkissは 暖かいでしょ?                                                

題詠blog2009:066~070

2009-11-19 21:10:12 | 日記
066「角」  赤き実の 曲がり角より 靡いてる 巻き毛の感じ 見つけたよ君                                    067「フルート」 牧神の 午後のmelody 奏でてる 君のフルート 息遣い見てる                                   068「秋刀魚」 メス捌き 秋刀魚もいいね エスカベッシュ 赤胡椒挽き 手伝い気分                                 069「隅」  焼き蟹の 甲羅の隅を つつきあう 日本海辺り 荒波の窓                                       070「CD」  助手席の 君の忘れた ipod  U.K.CD 1000曲越えの    

題詠blog2009:061~065

2009-11-19 20:53:05 | 日記
061「ピンク」 コスモスの ピンクの海へ diveして お喋りな口 重ねてみたり                                   062「坂」   まだ青き もみじの坂を 迷うまま 青蓮門院 光の招きの                                      063「ゆらり」 見えぬひと そして僕との ゆらりるら ゆきつもどりつ 君さ迷いて                                 064「宮」   青白き 月の宮より 滑り来よ 銀のすすきに 金のすすきで                                     065「選挙」  期日前 選挙の後の ただふたり 肩車越し 星は降る降る    

題詠blog2009:056~060

2009-11-19 20:28:53 | 日記
056「アドレス」 微笑みと 拗ねた横顔 アドレスも NEVERMOREだと 鴉の鳴ける                                                                       057「縁」    これっきり 縁がないのね さようなら 毒づく口が 不意に近づく                                                                      058「魔法」   逢いたくて 魔法の言葉 口にする 走る雲間の 朝虹のよな                                    059「済」    送付済み メール見返し 遠き部屋 鳩時計のして 二つポッポと                                  060「引退」   恋ふ心 引退の道 捗ゆかん 魂となり あくがれ出ては

題詠blog2009:051~055

2009-11-19 19:33:49 | 日記
051「言い訳」 押されてた 木肌が少し 痛いだけ 気持ち憂いた 瞳の言い訳                                    052「縄」   縄張りの 範疇にあり 君という 全てのものに マーキングしたき                                                                       053「妊娠」  子を望み 妊娠できる 幸せを 少し遠くで 見てる君とは                                      054「首」   夕顔が 首肯(うなず)きかける 夜明け前 星も眠りて 恋も眠らす                                                                      055「式」   秋夜長 式子の君の ため息が 耳もと掠む 窓の月影