何か得体の知れないものから
助けを求められたとき、
あまり関わりたくないなあとか
思っちゃってるとき、
すごく恥ずかしくなる。
誰かがそう思っていて、そう思いながら
自分と同じ行動をしていて、
そういう理由から何もしない人がいて、
僕はその姿をみて、またおんなじような
ことを考えて。
例えば、暗闇の井戸から手が出ていて
怖くなって理解しようとしない痛み
例えば、道路で猫がひかれていて
せめて、楽にしてあげることさえできずに
通り過ぎたり。
知らないふりをして自分が苦しみ、
さぞ、関わっていたかのように
振る舞う人に、自分からなってさ。
誰かの苦痛を、知ったふりして
言葉軽く受け流して自分の話で
置き換えるような人に自分からなってさ。
嫌な感じ。じゃあ、だからやめるって
それはきっと本当に関わりたいって
気持ちじゃなくてただ、そうすることが
今までの自分や、苦手な他者への
対抗みたいな要素が入ってきたり。
素直になれない。
無垢に戻れない。
感覚を思い出すために、
ただ、何も考えないように、
ただ、心が感じたままを
身体がそのまま受け取ってくれるように。
ぼーっとしていて、
けれど目は冴えていたいなあ。